カテゴリー別アーカイブ: トピック

【お知らせ】「ウェブで公開」機能のセキュリティについて

先日公開したウェブの公開機能。便利な機能なのでご利用いただいている方も多いと思いますが「セキュリティ的に大丈夫なのか?」と言うご質問をいくつか法人向けプランをご利用のみなさまから頂いております。

確かにウェブ上で見れるURLということはそれにアクセスが出来てしまう人もいるということになります。当然それをSNSやパブリックな場所に貼り付けておけばそれは「見れる」ことになります。そして当然「掲載したことを忘れてしまっている」まま別の用途に使ってしまう可能性もあります。

ウェブで公開するためにURLに使用している「キー」は十分な長さを持っておりますが、悪意をもって総当りで仕掛ければヒットしてしまう可能性もあります。あくまで可能性の問題ですが(それで見られる可能性は低い)、リスクは可能性で考えていくものです。これに対しての対策として、今月中の早い段階で「パスコードを設定する」機能をご提供する予定です。設定しておくとパスコードを知っている人しかアクセスしても見れないようになります。たとえパブリックなところに掲載したまま忘れていてもパスコードを変えればそれを知っている人しか見れなくなります。

ですのでもし「セキュリティ的に心配で…」というのであればパスコードの機能がつくまではご利用は控えて頂いてもよいと思います。そこは利用者のみなさんがどこから許容できるかになると思います。

セキュリティ対策というのは仕組みと運用の両方で考えていくことだと思います。頭ごなしに「ネットに公開されるから危険」と判断をすると便利な機能が使えなかったりします。ご自身で判断ができるようにこちらからはこういった情報は随時提供していきたいと思います。

【新機能】「ウェブで公開」をリリースしました!

https://youtu.be/uEa2S2w1kuM

iOS版 ver.131、UDコネクト ver.31、すみません、Androidはまもなく!でもこれはイベントやミーティングの企画者が「発行する」ものなのでAndroidの実装はあまり関係なくご利用いただけると思います)

簡単にいうとUDトークインストールしなくても内容をブラウザで見れます。オンラインミーティングのアプリとパソコン上で並べてみたり、ウェブページに埋め込んだりとかもできる(はず)です。マニュアルはこちら。

https://teachme.jp/27228/manuals/9622737/

【トピック】それ議事録ですか?記録ですか?

よく問い合わせがある質問に「UDトークで会議の議事録作れますか?」と言うのがあります。

まずこれに答える前に「そちらにとって議事録とはなんですか?」と言うふうに聞きます。

手っ取り早く言うと、UDトークで作れるのは「記録の一部」です。記録としては

・全文ログ
・音声データ
・動画

などがあります。一つでも全部でも記録が残っていれば「再現」ができます。

では一般に言われている「議事録」とはなんでしょうか?よく目にするのは

・担当を決める
・議事にしたがって記録する
・決定事項を記録する

ここでも「記録」と言う言葉を使いました。つまり議事録とは「限定された記録」とも言えます。

これを踏まえて、「UDトークで会議の議事録作れますか?」と言う問いに答えるなら「従来の議事録はできません」と答えることになるでしょう。つまりUDトークで作ろうとしているものは「すべての記録」であって「限定された記録」ではないわけです。

ただここで面白いのは「すべての記録」から「限定された記録」は「いつでも作ることができる」わけです。つまり「すべての記録」が残っていれば会議で担当を決めて同時に慌てて作っていく必要すらないわけです。おそらく同時に議事録を作っていくのはただの習慣であって効率で言うとむしろ「低い」とさえ言えます。担当者は会議に参加できない、取りこぼすリスク大、誰もやりたがらない。

なのでまず「自分たちにとっての議事録とはなんだろう?」と言うところを考えてもらった上ででは「何を残すべきなのか」と言うところでタスクを見直すのがいいかと思います。

「すべての記録」と「限定された記録」はどちらがいいとかではなく用途が違う友言えます。エビデンスとなるのは「すべての記録」、内容理解の効率化は「限定された記録」でしょう。でもここでも「すべての記録から限定された記録は作る」と言うことは変わりません。いい悪いではなく、必要条件十分条件の話なのです。

ちなみによく新人さんや若い人に「議事録」を作らせている団体が多いですが、今日のトピックから言うと「限定された記録」を作れるのは「内容をよくわかっている人」しかできません。なので「限定された記録」として議事録を作るのであればそこの中で一番内容をわかっている人、つまりリーダーしか作れないのではないかと考えています。逆に「すべての記録」であればUDトークの結果や動画や音声データを使って誰でも作ることができるしその過程も知ることができるので新人さんに担当してもらうのがいいと思います。

と、議事録作成ツールとして紹介してるUDトークとしての考え方をまとめてみました。参考にしてみてください。

【運用レポート】Code for All Summit 2020

先日Code for All Summit 2020が開催され、Code for Japanが2つのセッションチェアーを担当し日本のコロナウィルス対策サイトについてと、台湾と韓国と共同で行っているハッカソンについての発表を行いました。セッションはすべて英語で行われてました。

こちらの2セッションは他国の方も参加が多いということでCode for Japanの方で多言語リアルタイム字幕を提供。Zoomの画面に4言語を表示してみるという実験的なことをやってみました。

・Zoomを起動したPC
・キャプチャデバイス
・iOS

を3セット用意し、日中韓英を表示。音声認識は英語で1台の端末だけで行います。

今回も英語の認識結果に対して数人で修正をいれて対応をしていきました。団体名、人名などアジア圏の言葉はなかなかGoogle音声認識は認識してくれないので。編集担当する方はまた別でZoomを開いて「音を数秒遅延」させて聴けるようにしました。英語の編集は認識結果を見ながら音声を聞いて編集するのがやりやすいということもわかってきてます。

登壇者やリスナーの方も第一言語が英語ではない人が多く、それにどちらかと言うと世界には第一言語が英語でない方のほうが多いです。

いつかこういうディスカッションが全員「母語」でできるようになると面白いことになるなぁと思って見てました。

もちろんこの自動翻訳でも完璧ではないにしろ資料と一緒に見れば内容はざっくりと分かり、理解の手助けになります。他国の人たちのリアクションは知ることはできませんが、どんな感じだったのか興味があるところです。

UDトークはこれからもこういう国際イベントでどんどん使われていくように支援・協賛をしていきたいと思います。

【お知らせ&シェア】無料版の連続発話の時間制限を無料にしました

iOS版 ver.126、Android版 ver.89より、月額240円で提供していた時間制限のアドオンを無料で提供することにしました。これにより30分の時間制限がなくなります。

このアドオンを購読中の方はバージョンアップ後、トップ画面に案内が表示されますので、マニュアルを参考に購読を解除してください。

https://teachme.jp/27228/manuals/782806/

アプリ内からは解除できませんので、ご自身で操作をお願いします。

引き続きご利用ください!

【トピック】ネットワークのトラブル

UDトークは遠隔でも使用できてとても便利ですが、どうしても遭遇してしまうのがネットワーク関係のトラブルだと思います。そこで現象ごとに可能性がある原因を列挙してみたいと思います。もちろん全ての原因はネットワークの状態が悪いと言うことに行き着くので、どこに原因があるかと言うのを見つけるためのヒントになればと思います。

■音声認識の結果が出てくるのが遅い

音声認識をしている端末でそもそも音声認識結果の表示が遅い場合はネットワークの状態が悪い、もしくは音声認識サーバーが混み合っている可能性があります。最近はサーバーの数も増やすことができているのでそこまで大きな遅延は発生しないと思いますが時間帯によっては発生する可能性もあります。

■トークに参加している端末で全てで表示が遅い

この場合は音声認識をしている端末のネットワーク環境が良くない可能性があります。音声認識結果はスムーズに出ている時もありますが、音声認識の結果を参加している端末に送信するのはまた通信方式が違うので、ネットワークの状態やルーターのスペックなどにも依存してきます。この場合は音声認識している端末が接続しているネットワークをハイスペックのルーター(モバイルルーターなどではなく)や、4GやLTEに切り替えると解決することが多いです。古い端末で動作させると起きることもあります。運用のコツにもなりますが音声認識をしている端末のスペックや環境は良いものを使用してください。

■トークに参加しているいくつかの端末で表示が遅い

この場合は個々のネットワーク環境に依存、もしくはPCや端末のスペックに依存しています。特にウィンドウズで厳しめのウイルスチェック関係のソフトが動いている場合に起きていることが多いです。例えばリアルタイムチェックをユーディートークのアプリだけ外すとか、企業や団体等で使用している場合は地域の管理者にお問い合わせください。

■通信環境全般

時々Wi-Fiを使っている環境で電波が強いのに通信がうまくできないと言うことをきますが、電波強度と通信帯域はまた別の話になってきます。特に大学では授業が始まる前に使っているときは通信がうまくいくのですが、授業が始まって学生さんたちが一気に教室のWi-Fiに接続するとより、使えなくなると言う報告が多数上がってきています。それは当たり前と言えば当たり前なのですが、UDトークで通信できる帯域がなくなってしまっていると言うことです。通信速度を測定するためのアプリがたくさんありますのでそれらを使って通信速度を確認してみるのもいいと思います。

ネットワーク環境は1つ安定した運用を見つけておくとトラブルが起きにくいと思いますし、アプリや機材が変わらない中で唯一変わるのがネットワーク環境だと思います。自然に解決するものでもないので、まずは原因の切り分けをしてみて「
どこが変わると状態が変わるのか」をきちんと見極めることもトラブルを回避するためには大事です大事なことです。

【お知らせ】iOS版でアドオンが反映・復元できない方へ

(追記)開発者の個人アカウントで実際に購入をしてみました。iOS13.5でも購入でき、アンインストール後に復元をしても問題なく復元がされます。

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先週くらいからいくつか「月額購入のアドオンが反映されない」と言う報告をうけています。

iOSのバージョンアップが上がったからかもしれませんが、原因は不明です。

で、こちらではAppleの課金情報は匿名なので何もできず、かつAppleが提供するテスト環境での課金や復元処理は正常に完了しております。

ですので、Appleへお問い合わせの際は「開発会社からはTestFlightを経由した課金と復元のテストは正常に完了をしていると言う報告をもらいました」と添えて問い合わせしていただけるとよいと思います。

ただこちらでもしばらく課金の部分は手を付けていませんのでiOSのバージョンアップで仕様が変わったところがないかを調べてみます(ただテストが正常にできているので不具合がある可能性は低いと思われます)。

こういうトラブルがあるのでコンパクトプランや時間制限解除の提供はもうやめていく方向で検討を始めたいと思います。

よろしくお願いします。

【重要】ZOOMとの連携の正しい設定方法

ZOOMとの連携について、検索すると勘違いをされてる方が見受けられますので、とりあえず図解してみました。

複数人で使うときもAPIトークンを設定するのは1台だけです。絶対に「それぞれが設定をしないでください」です。喋るときはそれぞれが自分のUDトークを使って話します。このとき喋った端末の話者名もホストのUDトークに送られそこからZOOMに送られ表示されます。

1台だけで使うときはホストがZOOMからの音声を音声認識させます。話者名はその端末のものになるのでオフにして運用するのもいいでしょう。スピーカー越しのAさん、Bさん、Cさんの声と、ホストさんの声は肉声で認識することになります(ホストさんと他者の認識率に差はでるかもしれません)。有線でつないで認識させる方法もあります。

マニュアルも合わせて御覧ください。

https://teachme.jp/27228/manuals/8656888

なんどもいいますが、ZOOMへ字幕を出す機能は「付加的な機能」です。通常のUDトークの運用に加えてやるものなので、これによって使い方が変わることはありません。

正しく設定してご利用ください。

【重要】ZOOMへの字幕送信機能の調整

ZOOMへの字幕送信機能が大きな反響をいただいてとてもうれしく思います。

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現在Android版のver.86はリリース済み、iOS版 ver.121は現在審査中です。写真はこれからリリースするver.121のものですが、運用のコツを少しご説明します。
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使ってらっしゃる方たちのの要望や自分でも使ってみて変えたほうがいいところなど仕様を調整してみて最終的に決まりました。

■字幕のシーケンス番号をリセット

ZOOMの字幕データはミーティングの開始から0をスタートとして一つ一つの字幕に番号が振られているようです。これを0から開始しないと字幕の表示に遅れが生じたりするようです。ですので、ミーティングをスタートしたらリセットボタンを押して字幕番号を0にしてください。時々字幕がでない、表示が遅いと言う報告があるのですが、これが原因ではないかと思います。

※ただ、いまver.120ではリセットを押すと上のAPIトークンまで消えてします。これはバグでver.121では修正されていますので少々ご不便おかけします。

■APIトークンを設定する端末は1台だけ

上記の字幕のシーケンス番号の理由からも複数の端末から字幕を送ると表示がされません。仕様としてもこのAPIトークンは字幕を送信することができる情報なのでホストの方が設定をし信頼できる相手以外は外に出さないように管理をお願いします。悪意をもって行えば会議を荒らすことも可能な情報をなります。

■翻訳結果を送信する

これはver.120まではスイッチで設定できましたが、使用感をみるとトーク画面の翻訳のオンオフに連動させたほうが楽だと気づきました。ですので、ver.121からは説明文を残し設定を消しています。

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機能リリースとともに微調整が入りバージョンアップを頻繁におこなっておりますが、みなさんが使ってくれていろんなところにアップしてくれたおかげでどういうふうに実装したらいいかもわかりました。ありがとうございます。

とりあえず、ver.121をお待ち下さい。ver.120でも問題なく使用できますが、ver.121がZOOM連携の安定版となります。Android版 ver.86はこの仕様になっています。

【トピック】GAAD Japanの字幕付き配信のしくみ

5月21日(木)、GAAD JapanというGlobal Accessibility Awareness Day関連のイベントがオンラインで開催されました。UDトークは開催協力ということで字幕付きでYouTube Liveの配信を担当しました。

ご覧になった方はわかると思うのですが、YouTube Liveの画面右1/3はUDトークの字幕、左はZOOMの画面。最初から最後までこのスタイルで配信を行いました。

その仕組を少しご説明します。

まず一枚目の写真、これが配信部分です。右のWindowsのラップトップでOBSと言うソフトを動かしてYouTube Liveへ配信をしています。OBSは配信をしている方にはおなじみのソフトで音声や画像などいろんなソースのコントロールができます。当日はこれでセッションの間を画像をだしてミュートにし、次の登壇者との打ち合わせを行ったりして進めていきました。

右のMacはZOOMとUDトークを並べて表示しています。この画面をHDMIで出力し、Windowsのラップトップに接続してあるキャプチャデバイスに入力し配信をしています。MacのQuick Time PlayerというアプリがiOSの画面をキャプチャでき、さらにMacはスプリットビューという2画面フルスクリーンができます。これで調整して配置。

ZOOMはカメラをオフにしている人は出ない設定にし、通常はギャラリービュー、登壇中はスピーカービューと切り替わるようにしていました。なので基本配信中はなにも操作をすることなくいい感じの画面で遷移してました。

2枚めの写真はUDトークの方です。今回登壇者グループはZOOMでやったのでそこの音声を取り込むためにZOOMをiPadで起動し、その音声をヘッドフォン端子からiRig2を経由してもう一台のiPadに入れてます。ここで音声認識した結果を一枚目の写真のiPhoneにトークの公開で送っています。

そして最後に「タイムラグ」への対応です。YouTube Liveはだいたい20秒くらいの遅延があります。これに対応するために「20秒遅延させて配信する」アプリを開発しました(※公開予定なし、ニーズがあれば出そうかと)。こうすることによって

・YouTubeの画像にはリアルタイムで認識しているUDトーク
・YouTube Liveを見ている人の手元には配信遅延に合わせて表示されるUDトーク

と2つの時間軸で字幕を進行させることに成功しています。

ちょっと機材は多めに使ってますが、数人集まれば用意できると思いますのでぜひやってみてください。

ここまで用意するのは大変!ってかたは、画像に字幕を配信するのを諦めて、配信されているYouTubeの音声を有線でiRig2に取り込み認識させて公開するといいと思います。

何度もリハーサルと検証をしたおかげで配信は大きなトラブルもなく(あったんですが、復帰できました)終えることができました。