【トピック】「今回は字幕をつけない」と言う選択をしなくてもいいように

先日開発会社がある東京都練馬区にて区主催の「練馬ビジネスチャンス交流会」に昨年の10月にプレスリリースを出して共同で字幕作成の事業を始めた練馬区のNPO法人「障害児者の学びを保障する会」さんと一緒に参加をしてきました。オンラインで開催されたこの交流会には練馬区と練馬区にゆかりのあるIT関係の事業者さんたちが参加されいろいろお話をさせていただき、字幕作成の事業も多くの企業さんに知っていただくことができました。

そこでとある質問がきました。

「音声認識で文字起こしや字幕作成が自分たちでできるようになってきた今、あえてこういう事業を始めた理由はなんですか?」

とてもいい質問だと思います。

結論から言うとこちらは「自分たちでやれるならどんどんやってください」と言うスタンスです。誤認識の修正方法や字幕としての時間割り付けの方法やツール(字幕エディター)をUDトークとして提供してますし、文字起こしや字幕作成のノウハウをYouTubeでも公開しています。多くの方が自分で字幕を作成したり文字起こしを行なっています。

でも忙しくて時間がないとか作業者が内部で割り当てれてないなど、そんなときに「今回は字幕を諦めるか…」ではなく気軽に外注できるところがあればいいなと。つまり字幕をつけて動画を公開する「お手伝いができたら」と考えています。字幕だけではなく文字起こしも同じです。音声や動画だけではなくそれにテキストデータを付与して保存しておくことはデータ資産になります。忙しい時はそれもお手伝いできたらいいなと。

事業を始めて依頼もいただいていますが、実はそんなにたくさん仕事が欲しいわけではありません(笑)。加えて納期の余裕を持って発注をしていただけるところから仕事を受ける前提です。たくさん引き受けすぎてもキャパオーバーなのでほんと「お手伝いする」くらいの量で定期的に長くいただけるところといくつか繋がれたら十分なのです。発注をしてもらいつつノウハウも吸収していただき、自分のところでもできるようになっていただけることをむしろ望んでいます。

なので自身でノウハウを身につけて内製しつつも、忙しい時には外注ができる。そうすることで「字幕をつける」選択を常にしていただけるようになることを願っております。

プレスリリースはこちら↓

障がい者が「学び・はたらく」ことを「当たり前」に!UDトークを使った、障がい者による文字起こしサービス2022年10月より正式スタート

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000110136.html?fbclid=IwAR39Fc1fAZK68BV-5dU0inLIkQRtn22Q5xjbW5ZZp0b1kAOAcXj-8CeVepg