【運用レポート】Code for All Summit 2020

先日Code for All Summit 2020が開催され、Code for Japanが2つのセッションチェアーを担当し日本のコロナウィルス対策サイトについてと、台湾と韓国と共同で行っているハッカソンについての発表を行いました。セッションはすべて英語で行われてました。

こちらの2セッションは他国の方も参加が多いということでCode for Japanの方で多言語リアルタイム字幕を提供。Zoomの画面に4言語を表示してみるという実験的なことをやってみました。

・Zoomを起動したPC
・キャプチャデバイス
・iOS

を3セット用意し、日中韓英を表示。音声認識は英語で1台の端末だけで行います。

今回も英語の認識結果に対して数人で修正をいれて対応をしていきました。団体名、人名などアジア圏の言葉はなかなかGoogle音声認識は認識してくれないので。編集担当する方はまた別でZoomを開いて「音を数秒遅延」させて聴けるようにしました。英語の編集は認識結果を見ながら音声を聞いて編集するのがやりやすいということもわかってきてます。

登壇者やリスナーの方も第一言語が英語ではない人が多く、それにどちらかと言うと世界には第一言語が英語でない方のほうが多いです。

いつかこういうディスカッションが全員「母語」でできるようになると面白いことになるなぁと思って見てました。

もちろんこの自動翻訳でも完璧ではないにしろ資料と一緒に見れば内容はざっくりと分かり、理解の手助けになります。他国の人たちのリアクションは知ることはできませんが、どんな感じだったのか興味があるところです。

UDトークはこれからもこういう国際イベントでどんどん使われていくように支援・協賛をしていきたいと思います。