【運用レポート】Asia Open Data Challenge 2020 イベント

7月9日(水)日本、韓国、台灣の合同で開催されるAsia Open Data Challenge「COVID-19対策における 台湾・韓国・日本の官民連携事例」が開催されました。こちらCode for JapanのサポートでUDトークによるリアルタイム多言語字幕を提供、多くの参加者の方にお使いいただきました。

英語で開催されるイベントということでなかなか言語のハードルは超えづらいのが私達日本人。UDトークは自動翻訳で内容がわかる程度にはサポートができると思っています。

今回は数人で英語の誤認識の修正も行いました。YouTube Liveであることの利点を活かし「少し遅らせて再生」して認識結果を見ながら聞いて修正しました(このテクニックは日本語でも使えるのでぜひやってみてください)。特に英語は後から聴きながらの編集がしやすいようです。

日本人の名前や固有名詞など、英語の音声認識(Google)は単語登録ができないので、改めて単語登録ができる日本語エンジンAmiVoiceのありがたみがよく分かります。

こちらではこうしてZoomの画面共有と組み合わせてZoomの字幕機能には英語のリアルタイム字幕(途中経過も出る)、画面は分割して大きく字幕を並べるようにしてみました。資料も話も一緒に見れてとても聞きやすかったです。

「英語」というのはマジョリティの言語で便利ではあるのですが、アジア圏の方々にとっては第二外国語。いつかは自動翻訳・自動音声認識で全員が「母語」で話してこうしたイベントが開催できるようになるといいなと思っています。UDトークならいま技術的にはもう可能なので、そうした多言語対応の「チャレンジ」をしていただけるイベントがあれば協賛しますのでコメントください。