【運用レポート】函館野外劇、報告
7〜8月に行われた函館野外劇。UDトークが自動翻訳で多言語対応字幕として採用されました。その報告をいただきましたので掲載します。
ベトナム語が「ノーケア」だったのが主催者の方も驚いていたようです。日本にはいまたくさんのベトナム人の方が来ていて働いています。語学の習得ももちろん大事ですが、自動翻訳でうまくいくことは雇用する企業さんにとって朗報なのではないでしょうか。
たしかにUDトークでイベントを行うときもベトナム人の方はいまままでも「字幕ありがとうございます」と言ってニコニコとしてくださってました。
自動翻訳の精度がってよく言いますが、全体を通して内容が伝わるか、受け取れるかというのはインターナショナルなのかなと思います。
ぜひベトナム語環境でUDトークを活用ください!
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ご無沙汰しています。UDトークの結果報告です。
①使用言語 英語、中国語、韓国語、ベトナム語、日本語
②利用人数
正確にはつかめませんが、30〜40人程度。
③利用者の感想は概ね良好。日本語はまだ、フィードバックがないので正確には把握できない。
④制作者としての感想
自動翻訳が十分に機能していないので、正しい訳文が出てくるよう、台本の修正が必要で、作業量もかなりのものであつた。英文が得られれば、中文、韓文は簡単に得られるものと思っていたが、それぞれに翻訳に対するケアがひつようであつた。ベトナム語はノーケア、思いがけない利用であったが、十分役に立っていたようである。
⑤ワイファイはレンタル1台、公園内のフリーワイファイで十分であったが、今後については検討が必要かもしれない。
おかげ様で次への手がかりが得られました。取り急ぎご報告まで。
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以下、以前このページで紹介した函館野外劇の投稿の転記です。
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【新聞掲載②】函館野外劇で多言語対応アプリとして活用!
6月26日付けの北海道新聞より、UDトークの「函館野外劇」での導入が記事になりました。記事全文文字起こししてますのでお読みください。
とても自動翻訳の特性を理解して運用されているのだなぁと思うところは
「一方自動翻訳の精度には課題が残るという同会の土谷雅宏理事は「大枠のストーリーが伝わる翻訳となるよう、送信する台本に手を加えている。また、英語、中国語、韓国語を話せる人に監修をお願いしている」と話す。」
台本の方を調整する、と言うアプローチは自動翻訳技術を使いこなす上では重要なアプローチです。
7月12日から五稜郭公園で開演です!
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【主催NPO翻訳アプリ導入】
函館市の五稜郭公園で7、8月に行われるNPO法人市民創作「函館野野外劇」の会の講演で、約160ヶ国の言語を翻訳できる無料アプリケーション「UDトーク」が初めて活用される。
劇の進行に合わせて、スマートフォンやタブレット端末にセリフが表示されるほか、聴覚障害者向けには日本語の字幕を流すことができる。クルーズ船の寄港などで米国人観光客の増加が見込まれる中、客層を広げていく狙いだ。
UDトークは「聴覚障害者のある人とコミュニケーションの手段に」とアプリ開発などを手掛ける「シャムロックレコード」(東京)が、2013年に開発。会話の内容や事前に打ち込んでいた言葉を画面に表示し、翻訳できる機能が備わっている。
これまで法人や自治体など400以上の団体で導入されるなど、国内で活用が広がっている。
同会によると、これまでも野外劇を観劇した留学生や聴覚障害者だから「何をしているかわからない」「内容を知りたい」との声が寄せられていたという。
こうした不満や要望に対し、同会はアプリ「あらかじめ用意した台本のセリフをリアルタイムで届けられる」としてUDトークが有効と判断した。
来場者はアプリをダウンロードし、会場にあるQRコードを読み込むことで利用が可能になる。
劇中、役者の演技に合わせて同会が送信した日本語のセリフが各自の手元の端末で受信でき、設定しておいた言語に翻訳して表示される。
一方で、今年で32回を数える函館野外劇が昨年は50代以上の来場者が半数を超えるなど、新規客の取り込みが課題となっている。
同会の里見泰彦事務局長は「今年は外国人研修生を招待する予定もある。日本だけではなく、海外の人に函館の歴史や野外劇を知ってもらえれば」と期待している。