【導入報告】福井県越前市

福井県の越前市役所にUDトークが導入されました。福井県では初の導入となります。

聴覚障害者対応と外国人対応が一緒にできるのがUDトーク。しかも低予算で市役所内であれば複数端末でご利用いただけます。

習熟度を高めるとともに職員さんで誤認識の編集をしていくようになればいいかなと思います。

以下、新聞記事の文字起こしです。

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即座に文字化、多言語翻訳
音声認識アプリ活用へ
越前市窓口 会話、交流を支援

越前市は4月から耳が不自由な人との円滑なコミュニケーションのため、音声を認識して即座に文字化するアプリが使えるタブレットを市役所の窓口に置く。

多言語翻訳機能もあり、同市で増えている外国人市民に対するサービス向上にも役立てる。

活用するのはコミュニケーション支援アプリ「UDトーク」。アプリを起動させた端末に向かって話すとすぐに内容が字幕になって表示される。筆談より会話が円滑にできるとして、全国の自治体や法人で導入例が増えている。

多言語対応もしており、市内に増えているポルトガル語、ベトナム語を話す市民とのやりとりにも活用する。市民課、社会福祉課、長寿福祉課、子ども福祉課、健康増進課、税務課、今立総合支所のタブレットに導入する。

窓口業務だけではなく、講演や各種会議における字幕の投影、議事録作成の補助ツールにも使う。

アプリは無料配信されているが、法人契約によるバージョンアップに必要な年間費用として新年度当初予算案に34万円を計上。

複数端末の同時利用、長時間の接続、文字データの取り込みなどが可能になる。

4月までに市役所内で研修を重ね、職員間の習熟度を上げると同時に活用シーンをさらに増やせるように検討していくという。

市情報統計化はアプリの音声認識は100%ではないが、言葉のハンディがある人との80〜90%でもコミュニケーションできることが重要。今まで窓口に来る気になれなかった市民に足を運んでもらえるサービスに育てたいと話している。