【トピック】自治体の窓口や手続きで上手に自動翻訳を使う方法

「住民票」とか「印鑑証明」とか自動翻訳でなかなかうまく出ないですよね。特に住民票は「在留カード」なりがち。

まぁ、でもコミュニケーションとは相手がいるものです。そういうシチュエーションで話していて「在留カード」のことではないことはお互いにわかるのでそこまでアプリだけでなんとかしようと思わないことが一番の運用の工夫(頭を柔らかく、気持ちをおおらかに)なんですが、もうちょっと頑張ってアプリでなんとかしてみたいという方におすすめの方法です。

「住民票」をうまく翻訳する

ネットで調べるといわゆる日本の住民票はCertificate of Residence、つまり「居住証明書」ですね。まずはCertificate of Residenceを英語で入力して日本語訳をゲットしましょう。

あとは住民票の代わりに「居住証明書」と言う言葉を使えば自動翻訳できちんとResidence certificateを出すことができます(Certificate of ResidenceとResidence certificateは意味は変わりません)。

住民票と言うとResident cardとなりこれは日本では「在留カード」として自治体で言われることが多い訳だそうです。「住民票」は「居住証明書」と言い換えることで対応可能です。

「印鑑証明」をうまく翻訳する

これはもろ日本の文化ですが、印鑑はSealということでちょっと長いですがCertification of registration of a sealで「印鑑の登録証明書」となります。

そもそも「印鑑証明」自体が「印鑑登録証明書」を略しているってご存知ですか?なのでこれも印鑑証明と略さず正式名称でしゃべってあげるとちゃんと翻訳できます。これで印鑑証明も大丈夫ですね。

日本で使われる固有の言葉に関してはネットで調べるとプロの通訳者も含めいろんな方がアイデアを出してくれています。この分野はそもそも正解を求めるものではなく「相手がいて伝わるか」です。その一つを使って日本語での言い方を調べて使うというのがいいかなと思います。他にもこういうものがありそうなのでぜひみなさんいろいろ調べて試していただけると面白いかと思います。

また法人向けプランをご利用の方は「表記置換機能」というのを提供しています。そこで「住民票」を「居住証明書」と翻訳前に置換することができますので、言い換えが難しい担当の方でも対応はできると思います。

多言語コミュニケーションは「相手ありき」。画面上で正しいかどうかではなくて、「伝わるかどうか」と「伝え方」を考えてみてください。