【トピック】お仕事としてのUDトークの誤認識編集

UDトークの運用には「単語登録」と「誤認識編集」がほぼ必須です。なくても運用できますが、ちょっと手をかけるだけでいい字幕が出せたり記録としても残しやすいです。

「そんな難しいことできません!」って言われることが多いのですが(そもそもやってみたことある?)、UDトークの誤認識の修正はとても簡単です。

まず「キーボードが早く打てないんですけど」と言われるのですが、早打ちは必要ありません。間違ってる数文字を確実に直していくだけなのでゆっくりやればいいのです。それに学生さんたちの運用ではスマートフォンのフリック入力で修正しています。

「訓練が必要でしょ、どこかで習いたい」と言われることもありますが、パソコンやスマホを使えてかつその内容を知ってて聞き取れればすぐにできます。訓練というよりは経験なのでテレビやラジオを認識させなから自分で編集の練習をやってみることもできます。習うより慣れろです。

「外部に依頼すると高額で」とおっしゃる方は外部に依頼をしなければいいのです。団体で運用しているときは自分たちでやればいいし、メンバーに作業費用として謝金を出してる団体もあります。どれくらいかはまちまちですが大体一回の作業で一人あたり3000〜4000円が多いみたいです(2名くらいは確保したい)。十分イベントのスタッフの費用として出せますよね。

もし大きなイベントで安定してお任せ(丸投げw)したい場合はそれなりにお金を払って専門の会社に依頼することもできます。

イベント向け:運用を依頼する

やってみると本当に簡単で手軽にできるし、内容を知っている自分たちでやるのが一番直していきやすいです。終わったらCSVデータで出力してすぐにもう一度聞き直して議事録や字幕作成に取り掛かれます。

【UDトーク】第四十四回:通して解説!字幕をつけるまで

いままでこうした字幕を出す作業は福祉の世界では「特別な訓練や資格を持った人の担当」だったし、動画に字幕をつけたり全文の記録を作成するのも「高額を会社に払って」というのが通説でした。いまその常識が変わってきているということです。

字幕や全文記録は「誰でも作って提供できるもの」ですよ。