【トピック】UDトーク x 人狼ゲーム
開発者、人狼ゲームが好きでして(笑)。あたためていたこの企画が実現しました!集まってくださった皆様、ありがとうございます。
「人狼ゲーム」ってご存知ですか?テーブルトークで進めるゲームで数年前からブームでテレビの企画でも数多く行われております。詳しいルールはここでは割愛しますが、皆で話し合いながら進めていきます。
話すことが中心のゲームですが、ここにUDトークを使えば聴覚障害の人も参加できる、と言う思いがありいつかやってみたいと思っていました。本日8名うち聴覚障害者2名で人狼ゲームを行いました。(ゲーム自体はオンラインチャットでもできるのでいわゆる「対面人狼」にトライということです。)
結論から言うとちゃんとできて楽しむことができました。
まずこのゲームは話すことによって進めていくので「挙手をして発言」「話に割り込まない」は基本ルールになります。そして論理的に簡潔に話し説得することもゲーム攻略のコツとなります。当初「UDトークを使うと会話のスピード感が失われてどうなの?」って懸念もあったんですが、UDトークの導入はゲームをやってる方も思った以上に「ゲーム本編に影響はありません」ということでした。ただ普通に喋るよりも少し共有に時間がかかるので昼のターンを長めにとったりで対応します。
やはり認識率は下がります。言い方がフランクになったりちょっと濁したり。単語は随時追加していくことになります。それでもこのゲーム特有の言い回しが出てくるとそれは認識率が下がります。ですが、慣れてくると全員で編集したり喋った本人が責任持って編集とかそういう風にしていくのもいいです。
今回はゲームマスターが楽をできるように人狼ゲームのアプリを使ってやりましたが。メガネディスプレイを使うと夜のターンで顔を伏せてもゲームマスターの呼びかけに反応できるので特に問題なくできると思います。もちろんスマホを膝に置いて下を見ながらでもいいかもしれません。
人狼ゲームは企業の研修に取り入れてるところもある「話し方の練習」になるゲームです。一方的に話すのではなく相手に伝えて意見をまとめて説得することがゲームに勝つコツでもあります。それって実はUDトークの正しい使い方に通じると思いました。
もしかしたら人狼ゲームをやるとUDトークの運用がより良くできるのではないかと(笑)
みなさんも機会があったらやってみてください。