塩野義製薬株式会社様、大阪商工会議所発行大商ニュースに掲載

塩野義製薬株式会社さんからへの掲載記事をいただきました。会社で進めている「コミュニケーションバリアフリープロジェクト」にUDトークを採用していただきかなり活用していただいております。

これからもよろしくお願いします!

以下、一部引用です。
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来年創業140年を迎える大坂・道修町の老舗、塩野義製薬(手代木功社長)。

聴覚障害者とのコミュニケーションが円滑に進む社会を目指して、一昨年10月から「コミュニケーションバリアフリープロジェクト」に取り組んでいる。

プロジェクトリーダーは経営企画部、野口万里子さん。自身、聴覚障害がある。野口さんは「聴覚障害者が病院に行ったとき、情報が病院側にきちんと伝わっていないことに気がついたのがきっかけ」という。

同社で働く聴覚障害者は約20人。プロジェクトは社内から手始めに取り組むことにした。社員に聴覚障害者になってもらって、コミュニケーションのあり方について学ぶ「疑似聴覚障がい体験会」を昨年度中に17回開いた。

同6月にはUDトークを導入した。音声をほぼ同時に文字に変換してスマホやタブレットなどに表示、健聴者と難聴者間のコミュニケーションも手助けする仕組み。

同10月には補助犬の同伴を拒まない合図の補助犬ステッカー、聞こえないことを周知させる「耳マーク」を本社へ入り口に設置した。
6月9日には大阪市東淀川区淀川キリスト教病院で聴覚障害を持つ患者との接し方についてセミナーを開いた。医師看護師、スタッフら約280人を前に野口さんら社員三人が話した。

野口さんは「難聴者は大声で話しかけられても聞き取れなかったり、読み書きが苦手な人もいる」などと強調、共感を得た。
活動を社内だけでなく、全国の医療現場にも広げていきたい考えだ。

出典:大阪商工会議所発行 大商ニュース2017年11月10日号 広がるCSR