【法人向けプラン導入報告】凸版印刷株式会社・滝野工場様

続けて凸版印刷さんでの導入事例報告です。こちらはベトナム人のスタッフのとコミュニケーションでの導入です。もちろんこういう活用をしているところはあるのですが「外国人との言語コミュニケーションでの業務導入」は初めての例なのではないかと思います。

もちろんアプリは100%ではありませんが、コミュニケーションのヘルプとして十分活用できることが分かりました。本文にもありますが、何もなければ0%です。音声認識のいいところは使うだけで0%からの脱却ができます。外国人対応も聴覚障害者対応もUDトークからしてみたらまったく同じです。

これからもこちらの運用ケースは参考にしていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします!

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凸版印刷株式会社・滝野工場(兵庫県加東市)内の製造部門グループ会社である凸版情報加工株式会社と株式会社トッパンコミュニケーションプロダクツでは合わせて約30名のベトナム人技能実習生が働いています。

工場の従業員とベトナム語を母語とする実習生とは、日常的なコミュニケーションが難しいという課題があります。普段は通訳士を頼んだり、日本語が得意な実習生が通訳を行ったりしているのですが、もっと手軽にコミュニケーションを図れないかというのが、日本人従業員側、ベトナム人実習生側双方の希望でした。

そうしたことから、外国語翻訳機能を活用したUDトークの導入を決定しました。

利用講習会にはベトナム人実習生と、彼らの所属する部署の同僚・上司だけでなく、総務・警備・診療所看護師など、日常的な会社生活の場面でコミュニケーションを行う者も参加しました。

用途は大きく3つを想定。日常会話を想定した1対1のモード、ミーティングを想定した1対複数のモード、そして朝礼などを想定したスクリーン投影モードを習得してもらいました。会話が文字化されるその機能に誰もがはじめは驚いていたのですが、実際に使ってみている姿は実に楽しそうでした。

一般的に自動翻訳機能がまだ完全ではないため、実習生曰くは「変換率70%程度の印象」。ただ、前後の文脈から残りの3割はある程度想像できるとのことですし、そもそもこれまでは0%に近かった会話が、7割近くも通じるのであれば大きな進歩です。コミュニケーションがほとんど取れなかったというストレスからは脱することが出来ると期待しています。

「UDトークを使って、日本語を話す練習もしてみてください」といった上長からの言葉で、講習会はお開きとなりました。使い慣れて、今後どのように活用されていくかが楽しみです。