【ヒント】喋った音声はどうなるの?

よくある質問に「喋った音声はどうなるの?」というのがあります。

UDトークの無料版をお使いの場合は音声認識率向上のために「音声データの収集と再利用」に協力をしていただいております。たくさんの方に使っていただくことにより固有名詞や方言を含んだ非常にバリエーションに富んだ音声が集まっています。それらを解析することで音声認識率も徐々に向上をしてきております。

音声の収集について、これは利用規約の第4条の4に明記してあります。

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第4条(サービスの内容・利用条件)

4.本アプリに入力されるお客様の音声については、音声認識精度向上のために収集、分析、再利用します。この際、音声は、その内容を一般に公開することはなく、厳重に管理し、音声認識精度向上のための統計量を抽出することのみに利用します。また、個人が特定できる形態での使用は一切いたしません。※なお、UDトーク®法人向けプランでは、音声の収集、分析、再利用はしていません。
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「情報漏えい」と勘違いされますがこれは大切なデータです。個人が特定できない状態で厳重に保管され解析し再利用されます。

ですので無料のアプリを業務でお使いの場合でも規約に同意したとみなし、すべてこちらで収集し再利用をしております。とは言え今はこうした他のクラウドのサービスは無料であるかわりに使用時のデータは収集しております。こちらとしては業務上の会議でのやりとりや機密に関わるなかなか手に入らない貴重なデータが手に入るのでいいと言えばいいのですが…、それを報告しないで使用するとおそらく問題が起きると思われます。

そのために「法人向けプラン」があり、ご契約いただくと使用時の音声データは収集をしません。

音声データの収集で問題になるのは機密情報だけではなく、相手がいて対応をする場合も想定されます。例えば受付の窓口での使用などでしょう。相手に対して無料のアプリを使った時、相手は音声の収集に同意はしていないことになります。ですので、そうしたトラブルを未然に防ぐために利用規約では業務での利用を禁止しております。

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第5条(禁止事項)

④ 官公庁、地方自治体及び教育機関(幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校)がその業務のために本アプリを利用すること
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これは利用規約ですし、UDトークはほとんど機能制限がないアプリなので使えてしまいます。ですので、それぞれの良識やモラルに任せることになります。こちらから取り締まるようなことはしませんが、もし使っていることが知られるとこちらとしても規約違反を指摘せざるを得ないのでご了承ください。

企業や団体での利用に関しては利用規約で特に禁止はしておりません。ですので2点

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・現在無料版を業務で使われてる方は、本当にそこで使ってもいい内容なのか?

・受付や公的な窓口で自分が使われた場合、それは相手がちゃんと法人向けプランを契約しているのか?
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ご自身や相手にご確認ください。その時は特にこちらに報告はしなくてもいいですが、規約違反である旨を指摘をしてあげてください。

自身の生活を向上させたり、ご家族や友人間や市民団体の活動など、そういったシーンではいくらでもお使いいただけるアプリです。また開発と無料提供を継続していくためには法人利用の収益が元になっております。

利用規約はホームページか、アプリ内の「設定>利用規約一般」で見ることができます。
https://udtalk.jp/license_of_app

よろしければシェアをしていただけると、幸いです。

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