映画「LISTEN リッスン」の舞台挨拶でUDトークが採用されました
7月30,31日と大阪の第七藝術劇場で映画「LISTEN リッスン」の上映がありました。ろう者監督による無音の音楽映画としてロングラン上映。
東京での公開日から2週間行われたトークショーではUDトークをつかって字幕を提供。牧原、雫境(だけい)両監督の手話でのスピーチを手話の読み取り通訳をとおして音声と文字で提供しました。
今回大阪での講演での舞台挨拶にもUDトークが採用されました。5〜10分と言う短い時間ですがこういうところにパッと字幕をつけれるのはUDトークならではでしょう。
劇場側では音響設備から直接音を取ることができなかったため、スピーカーの前にiPhoneを配置しました。後はプロジェクタ出力をするために設置。準備はこれだけです。
30日は東京からQRコードを発行して劇場側の音声認識とプロジェクタ出力に使う端末に読み込ませ、音声はfacebook電話で聞きながら遠隔で編集をしました。31日は現地に一人出向き、QRコードを発行して現場で修正しました。両日とも滞り無くUDトークでの字幕を提供できました。
現地でちょっとした準備だけで遠隔での字幕提供がうまくできたのは成果として大きいです。詳しい設置を図で残しますのでぜひみなさんも試してみてください。
「LISTEN リッスン」はまだまだ全国で上映が続きます。UDトークも微力ではありますがトークの部分を支えたいと思ってます。