支援者の方たちはUDトークを使って聴覚障害者やコミュニケーション全般での支援活動を行うことができます。
その際はUDトーク利用規約(一般)の「第4条(サービスの内容・利用条件)」の部分をよく理解しておかなければいけません。特に4項
4. 本アプリに入力されるお客様の音声については、音声認識精度向上のために収集、分析、再利用します。この際、音声は、その内容を一般に公開することはなく、厳重に管理し、音声認識精度向上のための統計量を抽出することのみに利用します。また、個人が特定できる形態での使用は一切いたしません。※なお、UDトーク®法人向けプランでは、音声の収集、分析、再利用はしていません。
支援を受ける側が支援者の方たちに「UDトークを使って支援をお願いします」と言った場合、利用規約に同意しているのは支援を受ける側なので概ね問題はないと思います。UDトークの利用規約はアプリの起動時に同意をしています。
ですが、支援者の方たち支援の手段としてUDトークを使用する場合、支援を受ける側がUDトークの利用規約に同意をしているわけではありません。支援者の方たちがもつ守秘義務の観点からも、UDトークの利用規約で特に音声データが収集されることに同意をしてもらうことが必要なると考えています。音声認識を使用すると言うことは音声と言うデータの扱いに支援者の方たちがちゃんとした理解をもちセンシティブに扱うことが必要とされます。
そこで、そういうシーンで活用をしていただきやすいように、こちらで同意書のテンプレートをご用意いたしました。
支援を受ける人と支援者でこの同意書を交わすことが必要と考えております。
個人情報を含むUDトークの音声認識時の音声データに関してはこちらで適切な管理下のもと音声認識精度の向上に再利用をしております。法人向けプランやコンパクトプランでは音声データは再利用しておりませんので、こちらの同意書を交わす必要はないと考えております。
音声認識はとても便利な機能で自分で使う分にはどのように使用されてもいいですが、支援者として使用する場合はこうしたことに意識をしながら使用することが大事です。逆にちゃんと提供元や用途がはっきりしている場合は安心してご利用いただけるということになります。
支援を受ける方も「どういう手段で支援を受けるのか」、また支援者の人たちも「こういう手段で支援をします」と言うのをお互いに同意のもとで行うことが大事です。
ぜひ音声認識技術をを支援方法として積極的にお使いいただけますよう、よろしくお願いします。