【ラジオ出演】深夜のイノベーターズ(全文文字起こしあり)
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【八木】深夜のイノベーターズ皆さんこんばんは、今夜から2週にわたってお送りします。深夜のイノベーターズ、パーソナリティを務めさせていただきます八木たいすけです。この番組は、ビジネスやテクノロジーイノベーションにまつわるキーマンをスタジオに呼び、その生まれた背景や経緯を深掘りしていく、深夜のビジネストーク番組です。簡単に私の自己紹介をさせていただきますと、普段は株式会社オトナルという会社で代表取締役を務めています。どんなことをやってる会社かというと、音声広告の会社をやってまして、インターネットの音声の広告の授業をやっています。今回このラジオをradikoで聞いてる方もいると思うんですけど、Radikoに流れてる広告は実は私達オトナルが関わっていれてるものかもしれません。仕事はそんな感じなんですが普段はですね、趣味はガンダムということで、ガンダムってすごくですね優秀なビジネスマンとか、あとエンジニアの方がすごい好きな方が多くてですね、仕事で繋がる形でそこで意気投合してしまうみたいなことが結構あります。そして、今回のゲストもガンダム好きというところで繋がりがあったとある経営者の方をお呼びしています。それでは、始めていきましょう。深夜のイノベーターズ、最後までお付き合いください。深夜のイノベーターズ改めまして、八木たいすけです。それでは、本日のゲストをご紹介します。Shamrock Records代表取締役、青木秀仁さんです。
【青木】青木秀仁と申します。よろしくお願いします。
【八木】よろしくお願いします。簡単に青木さんのご紹介をさせていただきます。青木さんは1976年生まれ。フリーランスのエンジニア兼プロミュージシャンとして活躍した後、2011年Shamrock Records株式会社を設立。音声認識と自動翻訳を使ったコミュニケーション支援アプリUDトークを開発。人気テレビドラマsilentでも、コミュニケーションツールとして登場し、話題になりました。趣味は語学学習とガンダム制作という形ですね。本日はよろしくお願いします。
【青木】よろしくお願いいたします。
【八木】私もですね音声広告の会社ということで、音声の事業を普段やってまして、青木さんはすごい、プロミュージシャンをやられた後に、UDトークって音声認識のアプリですね、テクノロジーをやられてるという形で、やはりその音楽の関係ビジネスという感じをすごい受けてるんすけど、社名がShamrock Recordsっていうのが非常に印象的だなというふうに思ったんですけど、これ社名の由来というのは。
【青木】そうですね今の時点でプロミュージシャンっていう肩書きを出すのは結構恥ずかしいには恥ずかしいんですけども。インディーズ活動とか、あとは作曲とか編曲がそういうのを経て自分でCDインディーズレーベルでリリースをして、なるほど、そのインディーズレーベルの名前がShamrock Records。
【八木】そうなんですね。
【青木】音楽活動をやりながら、もうフリーランスのプログラマーとして並行して、音楽じゃ食えないので、それでお金稼ぐのでフリーランスのプログラムをやってて、ちょっとバンドも解散しちゃってどうしようかなと思ったときに、会社作ろうと思って、名前どうしようって、もういっかこのままレーベル名持ってきてって感じで。
【八木】なんかかっこいい名前の付け方じゃないすか。
【青木】そうですか(笑)。
【八木】レーベルというか。
【青木】シャムロック自体はアイルランドの花なんすねあの緑色の毎年3月にセントパトリックスデイのパレード、表参道で。僕アイルランドの音楽とか楽器とかすごい好きで。なるほど。なので、今日シャムロックって聞くとなんかアイルランドなのっていうふうに、そうなんでうちコーポレートカラーの緑なんすね。アイルランドグリーンって。
【八木】***色じゃないすか。
【青木】そうですか。結構アイルランド音楽ってすごくね馴染みがあるというか、結構皆さん聞いたりとかでアイリッシュパブとかもあったりとかするんで、その音楽が結構昔から好きで、名前をつけました。
【八木】今日あの東京のABCラジオのスタジオで撮ってるんですけど、上がってくるときに、あのShamrock Recordsっていう名前で入るのが自然でよかったですっていう話をされて。
【青木】そうなんすよ。
【八木】普段はその大企業とかでアポイントで行かれても受付でShamrock Recordsって言うと「?」ってなっちゃうっていう。
【青木】そうそうだってレコード会社だと思われるじゃないですか。
【八木】レコード会社と思いますね。
【青木】これはねこんなとこに来ないだろうみたいな感じのとことかに行くこととかね銀行さんとかね。
【八木】そうですねレコード会社なんか。
【青木】今日一番自然だと思います。
【八木】確かになるほど。なんか先ほどのお話で、そのバンドやられてからエンジニアをやられたっての結構さらっとお話されましたけど、何か特殊な経緯だなって個人的には結構思っちゃったんですけど。
【青木】そうですね音楽自体はもうずっと学生の頃からやっていて、アルバイトを探したんですよ。普通にアルバイト情報誌で。20数年前になりますねもうね、まだそんなプログラムてメジャーな仕事じゃなくて、結構そのときもいろんな会社が何か育成をしようとしてるアルバイト募集って結構未経験であったんですよ。そこに何かちょっと応募したら、受かったので、それでそこでアルバイトでプログラマーっていうよくわかんない仕事を。でも一応、ちょうどその頃、音楽制作もパソコンを使う方に転換してた時期なんですよね。DTMっていうのでせっかくそれでやってみようと思ってMacを買ったんですけど、ちょっとこれパソコンに詳しくなった方がいいなと思って、ちょっとずつパソコンの関係の仕事を調べたら、テスターとか、プログラマーとかあって、ちょっと応募してみようと思って始めたのがきっかけで、そしたらそっからプログラマーのキャリアって言ったらあれですけど。
【八木】すごくないすか、発展が早いなって。
【青木】まだ僕も大学んときって、コンピュータって1人1台あったわけじゃないし、そもそも触ったことないし電気電子工学とかがわりと主流だった時代なので、僕大学のときは、僕はパソコンは学生のときは一切触ったことがなくて、プログラミングもしたことがなくて。
【八木】すごいですね。でもやっぱギターやられたんですよね。
【青木】僕ギターですね。
【八木】ギターとかの人って結構、何ですかね論理とか、やっぱスケールの話とかってあるじゃないすか。なんかそういうのがなんか生きてる感じはします。
【青木】音楽自体ね僕は理系だと思っているので、音楽理論とかね、そういうのを考えると結構理系科目だなとは思っているところもあるので。
【八木】私は音声広告の会社やってて実は私最初の起業が楽器屋だったんですよ。そうなんですかそうなんすよギターを売るっていう仕事をしてて、私もバンドを少しだけやってて、あの弾くのはうまくないんですけど、あのギターってプロダクトが好きだったんで、ギターを海外から仕入れて売るっていう謎のビジネスを。ネットショップで楽器屋さんをやってたってのが経緯なんですそういうところですごくシンパシーを、感じております勝手に。
【青木】そうですか。
【八木】そうですね音楽話が長くなってしまったんですけど、先ほどのご紹介で、ガンプラ制作が趣味ということで、そうなんすよ。私との接点は実はガンプラ、ガンダム。
【青木】ガンプラです。
【八木】その話もありますので、そのあたりも後でまた触れさせていただければ。
【青木】たっぷり話しましょう。
【八木】ちなみに青木さん今日、スタジオに来ていただいたときに、初めて会った人に名刺交換の話があって、社長ですと。名刺作ってないんですっておっしゃられたんですけど、これどういう感じなんでしょう。
【青木】いらないかなと思って(笑)。
【八木】すごいめっちゃかっこいいですね。
【青木】そうなんすよね後から話すちょっとUDトークってビジネスにも関係してくるんですけども、結局アプリが無料アプリだし、YouTubeもね、このコロナ禍の間にチャンネル開設していろいろやってるので。
【八木】知らてる。
【青木】そうですそうです、別に名刺配ったところで、何か連絡来るのが増えるだけだからいらないかなと思って。
【八木】すごい合理性ですよ。ある意味、その本質的かもしれないですけどね。
【青木】そうなんで一応会社のカードってのは作ってみたんすよ。何も連絡先載ってない会社名だけ載ってるっていう。
【八木】何のために(笑)。
【青木】これなんのためにあるのかなと思って、もうそれも配るのやめて会社の会社が会社の存在してるかどうかの証明に名刺を要求するところがあるので。
【八木】ただでさえレコード会社みたいだしみたいな名前なのに。
【青木】なのですいません名刺は作っておりませんので。
【八木】なんかそういうところの感じもなんか只者じゃない感っていうか、しびれる感じで。今日なので、ラジオの収録のメンバーとかも結構びっくりしました。社長なのに名刺ないんだって。かっこいいなみたいな感じ。
【青木】YouTube見てください!。
【八木】そうですねそこに繋がるっていうそれで見られたら、再生数増えますから。
【青木】そうですねよろしく願います。
【八木】非常に面白いなと思いました。次の質問に行きますね。音声認識と自動翻訳を使ったコミュニケーション支援アプリのUDトークというサービスを展開している青木さんなんですが、ドラマで、非常に実はですね2022年ですかね話題になりまして、silentが代表格ですけど、ファイトソングとか、あと星降る夜にとか3作品、三つのドラマで、取り上げられた登場しましたという感じなんですけど。そんときの反響なんかよろしければ教えていただければと。
【青木】やっぱ反響にありましたね。僕はエゴサ大好きなので。
【八木】エゴサーチですね。
【青木】それで見たときにですね、出てですね、やっぱり肯定的な意見がいい感じで見ててですね、本当にとあるドラマで取り上げられると、なかなか今までリーチできなかった人たちが、何かアプリをぱっとインストールしてくれるっていうので、こうやって何か広まっていくんだなっていうのをね、改めて実感しましたね。そう、あんまりねバズってこなかったサービスなんですよ。UDトークって。
【八木】何か体験、つまり、口頭で説明されても理解できないサービスじゃないですか。
【青木】やっぱりニーズが自分であると便利だってふうに使い始めるんで、結局今年、UDトークじゃ10年目になるんですけども。
【八木】そんなにやられてるんですね。
【青木】そうなんです、そんなにやってるんですよだからじわじわとバズることがなく、じわじわときた感じ。
【八木】ドラマ3作で使われていて特にsilentなんかなんでしょうもうほぼメインというか。
【青木】あれがあったから成り立ったドラマと、僕が言っていいのかって気もしますけども。
【八木】そうだと思うんですけど、silentで取り上げられてるのってどうやって知りました。
【青木】あのドラマを見て知りました。
【八木】ドラマ見てしりましたということは、事前に連絡とかがなかったと。
【青木】そうですね。
【八木】今回の放送で流してますけど、そんなことあるんだって感じなんですけど、それがさっきの名刺の話にも通ずる話という。
【青木】そうなんです、弊社、問い合わせ窓口がないんですよ(笑)。
【八木】問い合わせ窓口がない、2023年ですけどね今インターネットの、Webサイトはあります?。
【青木】Webサイトあります、でもWebサイトに問い合わせっていう口がないんですね。なので。
【八木】問い合わせがないWebサイトって何のためにあるのかという(笑)。
【青木】そうなんですよ、何のためにあるんでしょうね。これは一応番組の方の方をフォローするために言いますけれども連絡を取ろうとして、結局間に合わなかったっていうので、やっぱり責任者の方も、あの許可取ったものと思ってたっていうので、
【八木】それがないのでコミュニケーション取ったら、わかったという。
【青木】たまたま別の同じ会社のメディアから広報の方に流れていって、その事実がわかってすぐに連絡いただいて、なので第五話ぐらいからエンドクレジットに出てます。
【八木】そうなんですか。そうです、結構中盤ですね。
【青木】そうなんですよね。でもやっぱりああいうドラマで使うときっていうのは、やっぱちゃんと事前に連絡来ますね、
【八木】普通ですよね。それはそのWebサイトの問い合わせフォームがまさかなかったので、連絡できなかったっていう。
【青木】なので最近作りました、結構来るんですよメディアから。ごめんなさい皆さん。いままで諦めたんですねと思って。
【八木】すごいでもその何か経緯も先ほどの、青木さんのプロミュージシャン出身とか、何か名刺すら持たない社長であるとかっていう感じを通じてるような感じがして、
【青木】もうろくでなしですよね(笑)。
【八木】今日すごいなんかロックだなっていう。
【青木】ロックね!。
【八木】ロックですね。すごいそういうふうに感じましたね。
【青木】でも本当、あの反響ありましていわゆる何か神回と呼ばれたそのときにはですね一晩で4万ダウンロード。
【八木】4万ダウンロード、多いですね。
【青木】でも実はUDトークはもう一切100万ダウンロード超えてるんすよ。あのバズることなく、10年かけて100万ダウンロードきたというですね。
【八木】100万ダウンロードのうちの4万ダウンロードが一晩だったら。すごいっすよね。
【青木】すごいんですよ。すごいですよね。本当それで、すごいいろんな方がインストールしてくれて、あのドラマ自体は、やっぱり聴覚障害がある方が健聴者の方とコミュニケーションをとるみたいなところで、何かもう割と必須のツールみたいな感じの位置づけて、使われたんですけども、すごく非常に良い例だったみたいで、もう何かのドラマで取り上げられた次の日から友達の聴覚障害がある方なんかが、周りの人が自分にこう使ってくれるようになったって、こういうのを使えばいいんだよねみたいな感じで、なんか一晩で世界が変わったっていうふうに言われたと思ってたんで。
【八木】ユースケース、みたいな感じでしたね。
【青木】すごくね、いい例でした。
【八木】非常に何かそういった興味深い、あのドラマで、なんで連絡がなかったんだって話とかも興味深いなと思いました。
【青木】言っていいのかなこれ。
【八木】今なんか聴覚障害の話とかも出たんですけど、UDトークの、あのサービス開発のきっかけっていうのはどういったことだったんでしょうか?。
【青木】今年10年目ってお話しましたけども10年前ですね僕は音声認識の技術が扱えて、株式会社アドバンスト・メディアところで働いてたので結構長いこと音声認識が携わっていて、ちょうどその頃って、スマートフォンのアプリですよね。iOSとかAndroidとか、そういうののストアが出てきて、割とプログラマーが独り立ちでビジネスができる時代だったんですよ。それで僕会社作ったってのも実はあって、
【八木】なるほど。
【青木】それを会社でいろんなアプリを実は作ってきてるんですけどもある時、とある聴覚障害がある方から、僕にちょっと相談があるということで、音声認識を使って周りの人の喋ってる声が文字になるようなアプリが作れないかっていうふうに、提案されたんですね。なるほど。それを聞いて、いろいろその後会って話をすることになったんですけども、実は僕にとってみたら、人生で初めて聴覚障害がある方、やっぱなかなか障害者との接点ってないですよね。それであって、どんな感じだろうなと思ったら、その方は、途中で聞こえなくなった中視聴者という方だったので、なるほどちょっと喋れるんですよね。だから向こうの言ってることはわかると。でも僕が喋ってることは全く聞こえないっていう状態で、でもこのときに変な話の方にいろいろそういうものを伝えるツールとか手段とかそういうのがあれば、いいわけですよね。今提案されてきたアプリは、多分僕が使うアプリだなと思ったんすね。僕の方にそういうふうなものがあって自分の声が文字化されれば、相手に伝えることができると。別に相手の方が全然悪いわけではないじゃないですか。言ってることがわかんないから悪いわけではないし、でもこれもちょっと後から知ると、なんかやっぱり日本のその障害者って自分で頑張るみたいな感じのことを、自立ですよね。自立を促すような社会がちょっと見え隠れしてるわけですよ。いやちょっとそれ違うんじゃないかなと思って。
【八木】自分で解決しろよっていう感じ。
【青木】そうですよね。そんな感じなので僕としては、何か自分が喋ることを伝えるためのツールってのを作っていくのが自分のためだなと思って、それでもうUDトークのプロトタイプとなるアプリをぱっと作ってって、これでコミュニケーションできるかなっていうふうなんで、製品化したっていうふうな、流れがあります。
【八木】なんかすごい課題ドリブンというか、しかもそれが何か課題じゃないっていう感じ、リアルな本当に体験から来てるものってのは非常に興味深いというか。
【青木】自分の課題を自分で解決するってのが一番なんか、なんかわかりやすいし、きっと自分は特別ではないので、同じ課題を持ってる人は世の中にいっぱいいるっていう考え方で、そうですね、そしたらやっぱ意外といたので。
【八木】それなんか興味深いなと思ったのは、伝える側の課題だっていうふうに考えて、作っていくっていう思想というかプロセスが、普通は障害者が使ってくださいよじゃなくても、健常者側がそれをちゃんと使っていこうよっていうスタンスが、なんかすごい素晴らしいなっていうか。
【青木】僕がやっぱり福祉事業とかの上がりじゃないことが多分良かったんですね逆にね。だって英語で考えたら、英語を喋る方が海外から見たら、なんか日本人英語で喋ろうとするし、通訳もこっち用意するじゃないですか。そうなんでもなんで障害者と聴覚障害があるかとやり取りするときだけ自分で手話通訳連れてきてとか、何かこっちの話が伝わらないことが、ちょっと頑張ってねみたいな感じのことになるのかってすごく、どっちかったらそっちの方に違和感があるんですかね。
【八木】伝える側がそれを解決すればってことですね。なかなか何か起業のきっかけとかサービスのきっかけって何か綺麗ごと並べることあるじゃないですか。なんかすごい、本当に課題解決で始まって、しかもそこの先ほどちょっと出ましたけど、バズったきっかけもちゃんとそこでちゃんとフォーカスされドラマに取り上げられてるとかが、あの、何か本質が繋がってる感じが非常に興味深い。
【青木】運がよかったってことですね。
【八木】やっぱそこは繋がってるからそうなってるような気はします。問い合わせはできないんですけどね。
【青木】そうそう、でもやっぱりね周りからは青木さんよく辞めなかったねってふうにはね言われますね。やっぱりね10年前とかをちょっとイメージしてもらうと音声認識なんか全然認識しなかったわけだし、
【八木】いまでこそ認識率上がってきてますけど今でこそみんな音声認識普通に使ってますけどね。スマートスピーカーとかが出る4〜5年前とかですね多分。
【八木】そうですそうです2013年ですね。
【八木】スマートスピーカー発売が2018年とかだったんで5年以上前に日本でその音声認識の葬送アプリをやられたっていうか。
【青木】それこそのアドバンスト・メディアさんなんてもう2000年の前からその音声認識、やってますからね。
【八木】青木さんの古巣ですね。
【青木】そうですそうです。
【八木】音声認識の会社さんですね。なるほど。ちなみにその中で、その開発、そのつまり開発を始めた経緯をお聞きしたんですけど、何か苦労したこととかってありますか。
【青木】そうですね僕プログラマーだし、作れちゃうんで、あんまりその辺の苦労はね、ないですね。
【八木】そうですか。認識率とかで、困りましたとか。
【青木】認識率どうしようもないじゃないですか。
【八木】なるほど。
【青木】正直。
【八木】そこは割り切って。
【青木】そこは変な話世の中的に全体的に上がっていくものなので、その認識率で勝負は多分音声認識ビジネスはやっちゃいけないと思うんすよ。時間が解決するというか。
【八木】データ量で、学習させれば解決できるみたいな。
【青木】そうです。ただそこはもう上がる前提で、下がることは今後ないので、
【八木】確かにそうですね、下がることはないですね。
【青木】なので、多分ね今から音声認識ビジネスをさらにやろうと思ったら、自分がビジネスをやりたいと思うところの認識率にいつ到達するかってことを見極めて、先で見越してやっていくぐらいでちょうどいいんじゃないかなって思いますよね。
【八木】認識率の場合は、そのディープラーニングとかでデータを大量に食わせれば、上がってくみたいな。
【青木】そうですそうです。それがちょうど2014年とか15年ぐらいにアドバンスト・メディアさんのエンジンがディープラーニングに切り替わったので、
【八木】そうですよね。昔は、ちょっとあの難しいとかマニアックですけど、機械学習でやってて、ハイブリッドなものとして、ディープラーニングかけ始めたら、だいぶ高精度が年ごとに上がってくみたいなそうですね突入しているという。
【青木】詳しいですね!。
【八木】私音声広告の事業の前は実はの音声合成の事業だったんで、同じようにディープラーニング使って、私の場合は、テキストを音にする方ですけど、青木さんの逆ですね。でも今ですね、アプリだと喋る方も出ますもんね?。
【青木】そうですそうです、UDトークは聞こえない人の、何かそういうふうなと思われがちですけども、話し手が使うってこと考えると、目が見えない人もユーザーなんすよ。だから結構アプリ自体はVoiceOverって、目が見えない人も使える機能つけてるし、逆に耳が聞こえない人がテキスト打って読み上げてくれれば、目が見えない人とコミュニケーションとれるので、結構僕の周りでは目が見えない人でUDトークのユーザーって多いんですよね。
【八木】そうですよね。今のが多分メインの使い方で、あと何かアプリ触ってると、英語にも翻訳してくれるってのもあるじゃないですか。なので私なんか英語があんまりちゃんとコミュニケーション難しいなって思うときも、あれを使えば、海外の人とも全部英語で私が喋った日本語をアプリが認識して、その場で変換して英語にして、アプリが英語で喋ってくれるんで、本当に翻訳こんにゃくですよね。
【青木】なんかコミュニケーション自分から発信するコミュニケーションで言うと、もう日本語での外国語だろうが、同じなんですよね、やることに関しては、でも僕、冒頭で趣味が語学って。
【八木】そうですね。
【青木】UDトークこんだけ作ってんのに言葉勉強してるのってねよく言われますよ。
【八木】なるほど。なんか中国語とかも何か。
【青木】そうです英語、中国語、手話そのあたりをやってます。
【八木】全部根底で繋がってるような気はしますねコミュニケーションみたいな。
【青木】そう、なんかやっぱり結局英語とかで、その外国の環境で使おうと思ったときに、やっぱり言葉が喋れた上で、いろんなことをヒアリングできたら面白いかなとか、やっぱ言葉って文化でもあるので、なぜこの言葉でなかなか自動翻訳とかが使いづらいのかなと思ったら、やっぱりその言葉をちょっと知ってみるのがね、いいかなと思ってるほど、それで勉強し始めたらちょっと語学面白いじゃんって話になって。なってます。
【八木】なんか、探究心がすごいっすよねなんか。ギターやってたと思ったら、プログラミングって語学って。
【青木】実は楽器も僕アレンジャーだったので、そうなんで大体全部できるんすよ。フィドルが最後、バイオリンですよね、が残ってるので、今それが一番楽しいですよね。
【八木】今練習されてるってことですか?。
【青木】あのですねでも僕バンドやったときはフィドル弾いてたので、ギターとかもメインで持ってたんですけど、楽器持ち替えていろいろやってたので。アイルランドといえばやっぱりフィドルじゃないですか。それで始めてですね、もう全然大人になってから、フィドル初めて弾けるようになったので、超絶器用貧乏ってやつですね。
【八木】青木さんはニュータイプだっていうことはわかったので。
【青木】そうですか(笑)。
【八木】普通の人じゃないということはわかりました。
【青木】いろいろやってるってことでね。
【八木】すごいですね探求とかやっぱその幅もそうですし深さもすごい。
【青木】めっちゃすごい浅いですよ。
【八木】いやいや、浅い人はこうならない気がします。でも何かそぎ落とすものはそぎ落とすっていうね、連絡は来ないようにするとか、
【青木】そうそう。
【八木】すごい極端だなというちょっと思いましたね。
【青木】アウトプットとインプットのバランスですよね。
【八木】ありがとうございます。ということで、深夜のイノベーターズ、この後、お知らせを挟みまして、引き続きShamrock Records青木社長とお送りします。
【八木】本日のゲストは、Shamrock Records代表取締役、青木秀仁さんです。深夜のイノベーターズ。では引き続き青木さんよろしくお願いします。前半でUDトークの生まれた経緯とかお話してきたんですけども、そん中でちょっと私が気になったことがあって、このABCラジオは関西局ということで、主に関西弁の番組が流れてますという形なんですけど。なんか今の日本の音声認識ってどうなんでしょう、標準語は認識できるようになりました。関西弁とか、あの方言とかっていうのはどういう感じなのかなというふうに。
【青木】やっぱり気になりますよね。
【八木】興味深く思いましたね。
【青木】データがあれば認識するっていう感じですね。あとは方言に関してはやっぱり、全く言葉が違ってしまうものに関してはもう単語登録とかで対応していくっていうのはね、結構割と現実的な手段かなと思います。沖縄使ってる人がいるんですけども、自己紹介で全部方言でやるために、もうバリバリ単語登録をしてるっていうのがやっぱすごくね受けはいいらしいですよ。それで喋ると全部沖縄弁で。出ても何言ってるかわかんないすけど。
【八木】沖縄弁で文字起こしされるっていう。
【青木】そうですそうです。やっぱりそれも全部単語登録をしてるので、なるほど沖縄弁ぐらいまでになっちゃうとやっぱ単語登録で対応とかなんすけども、関西弁っておそらく標準語の次にデータが多いと思うので、結構僕としては認識するようになってきてると思います。
【八木】そこもやっぱ日々データ量がたまっていけば、認識できるようになる。
【青木】なので皆さんが使っていただければ、データが集まって学習に回るという仕組みになっておりますので。
【八木】そうですね。なんかこの収録の前に、ラジオの放送のスタッフと、関西弁ってなかなか音声認識うまくできないんですよって話とかがあって、それはUDトーク以外の話だったんですけどもしかするとUDトークだと割とそこが解決できてるんじゃないかみたいな。
【青木】そうですね。やっぱり日本語の音声認識をやる上で一番データ集めてると思うので、そうですそこに関してはね結構期待してもらってもいいんじゃないかなと思います。
【八木】ベースのエンジンはアドバンスドメディアさんの。
【青木】アドバンスト・メディアのAmiVoiceですね。逆にあの関西弁にする機能がUDトークありますよ。関西弁に表記だけするっていう機能がもうほぼジョーク機能なんすけど、
【八木】それってどういう技術なんですか?。
【青木】それはもう単純に正規表現で置換をするような感じで、関西弁の文法に仕立て上げるってだけです。
【八木】関西弁の文法の、何でしょう、ロジックっていうか、データベースがあるってことですか?。
【青木】そうですね、データベースってほどでもないなくて、何となくその関西弁に変えるっていうのをちょっとネットで見つけて、ちょっとプログラム使わしてほしいってちょっとアポを取ったら快諾していただけたので。
【八木】そういうプログラムを作ってる人がいるってことですね。
【青木】結構いますよ。あの言葉遊びで、もうこの文章を何々弁にするみたいな感じで、それでやったら結構標準語がいい感じに大阪弁になっていくので、とある聴覚障害がある友人はですね、つまらない会議は大阪弁に変換して乗り切ってるって言ってましたね。
【八木】すごいアイスブレイクになりそう。
【青木】でもあの、本当に結構自然になるみたいで、何かあるとき、なんか今日の人なんでみんな関西弁なんだろうと思ったら、そのスイッチ入れっぱなしでUDトーク使ってたみたいで。字面だけ見たら結構わかんないぐらいのものらしいです、
【八木】なんか今日はクリエイティブな会議だから関西弁にやろうかとか。
【青木】そうそうなんか文字起こしが全部関西弁っていう。そんな機能もつけたりとかしています。
【八木】関西弁も今結構認識するようなってますし今後もっともっとなっていくだろうなっていうでしょうね。
【青木】多分方言対応は結構日本独自のそういうものなので、やっぱりその日本の会社が取り組んでいくってことがね、結構意味があるんじゃないかなって思ってます。
【八木】なるほど、そうですねそれなんか、確かに外資系の大手プラットフォーマーがやってるようなそういう技術だと、沖縄の方言とかにはまず対応しないでしょうから。
【青木】やっぱりね単語登録ができるできないって結構大きいと思うし、やっぱ海外の音声認識エンジンってのは単語登録っていう概念すらちょっとないと思うので、その辺りでやっぱりね、アドバンテージはねすごくあると思いますね。
【八木】日本語は漢字もありますしね、難しいですね。
【青木】ややこしい言語だってやっぱり他の言葉は勉強してると思います。
【八木】思いますか?。
【青木】思います。
【八木】日本人ですらだって会話してて、この言葉の意味だけだと理解できないときあります。今の今どっちの意味で言ったみたいな。非常に何か青木さんがやってる面白いいものを私ちょっと見ていて、透明なディスプレイ、透明なディスプレイって聞いてる方わかりづらいかもしれないけど、ガラスに文字をカタカタカタカタ出していく音声認識させて、音声を認識させて、ガラスに文字を出していくような技術というか、そういったものを何か実験的に作られてますよね。
【青木】そうですね正確にはジャパンディスプレイさんが開発されたレルクリアっていう製品なんですけども、あれもクラウドファンディングで見つけて、ちょっとこれ絶対UDトークと親和性あると思って。
【八木】レルクリアはガラス型のディスプレイですね。
【青木】そうですね透明のディスプレイになります。なので透明ディスプレイとかで検索してもらうと、多分それが今トップで出てくるんじゃないかなとは思います。そう、それでアポ取ってクラファンで実際買ってですね、使ってみたわけですけどやっぱりいいんですよ。
【八木】今私はラジオブースで青木さんと、アクリル板を挟んで、そうそうラジオの収録してるんですけどこのアクリル板がもし透明ディスプレイだったら、この目の前のアクリル板に喋ってる言葉を全部文字起こししていくこともできるっていう。
【青木】できますできます、アクリル板だったらねそれは僕YouTubeで紹介してるんですけども、もうアクリル板に白い紙とかよくある透明のフィルターですよね、あれ貼っといて、そこにプロジェクターで映したらすごく安上がりなDIY的な代わりが、SF感満載の透明ディスプレイができますよっていうね。
【八木】青木さんのそれを見て、何かその人と人のコミュニケーションで言語の壁もそうですけど、なんか文字起こしとか空間に文字を浮かべるみたいな、こともできるので、非常に面白いなというふうに思いましたね。
【青木】楽しい方がいいですよね。コミュニケーションはね。
【八木】収録前もラジオのスタッフのメンバーが、それやろうっていう感じだったんでラジオ録でも確かにその空間でアクリルに文字起こしたら面白いかと。
【青木】ぜひぜひトライしてみてください、すごい安上がりな方法でいいので。
【八木】ありがとうございます。あとは今後の会社の方向性で何か考えられてることっていうのはありますか。
【青木】そうですねUDトークってね割とうちのビジネスってUDトークしかないんすよ。それ以外あんまり興味ないので、
【八木】UDトークのアプリがメイン。
【青木】そうですワンカンパニーワンソリューション。
【八木】10年続けてますからね。
【青木】ドラマで取り上げられたりだとかやっぱりスタートが聴覚障害者とのコミュニケーションってのもあったので、コミュニケーションで使うアプリUDトークだったんですけども、早速今年に入ってから結構音声入力をする方の機能をですね、ガンガンバージョンアップで入れてるんですよね。スマートフォン、iOSもAndroidも両方ともキーボードでUDトーク使えて、もういろんなメッセンジャーとかLINEとか全部UDトークの日本語の音声認識で入れていける機能も。やっぱそれリリースしたら、パソコンにも入れたいよねって話を結構言われたのでそれも最近作っています。なので正直、会話とかコミュニケーションで使うのってそんなに機会は僕ないと思うんですよ。よっぽど身近に。
【八木】ビジネスじゃなくても、人によりますよね。
【青木】なので本当に身近にそういう方がいてとか、仕事でそういう方と一緒に仕事してるとかだったら毎日ですけども、そうじゃなくて例えば自治体の窓口に行ってとか、何かそういうお店に行ってとかなかなか機会はないですよね。でも、そういうとこでぱっと使うためには、やっぱりアプリの使い方とか覚えておかなきゃいけないと思うんすよ。てことはやっぱり毎日使えるアプリに仕上げていくってことはこっちの仕事かなと思ってて。じゃ毎日やるって何だってなると、やっぱり音声入力なんすよねテキストの。なのでそこで本当にメッセンジャーとかLINEとかを全部UDトーク使って入力するようにしておけば、いざそういうときが来たときに、ぱっと使うことができるという。なので、コミュニケーションにも使えるUDトークぐらいな感じで、その音声入力での入力を、音声入力での使い方をちょっと今年は推していこうかなと思っています。
【八木】次のステップとしてそれが新しい進歩のそうですね。視点っていう感じですね。
【青木】なんで毎日使おうUDトークという。
【八木】そうですね。ちなみに、もうLINEとかで使えるんですか。
【青木】もう使えますかます、キーボードに1個のキーボードになるので、そこで選んでもらえればUDトークでてきて。
【八木】なるほど。iPhoneとかで、iPhoneの設定画面から実はキーボードって複数選ぶことができてそれでUDトークのキーボードを選択しておくと、音声入力が強化されると音声認識が強化されると。
【青木】単語登録もできるので、ガンプラ用語を入れた辞書を公開してますんで、それを使っていただけると。
【八木】どういうワードが出てくるでしょう。
【青木】やっぱ筋彫りとか、ウェザリングもやっぱりねプラモデル作成用語なので出てきます。最近のガンダムの用語なんかもですね、あの登録してますので、結構便利ですよ。
【八木】ガンプラのライブラリっていうのはもう本当に青木さんが悪ノリで作ってんのかなって思ったんすけど、違ったっていうすごい!。
【青木】そうそうそう。
【八木】ちゃんとストーリーあったんですね。
【青木】ちゃんとShamrock Recordsガンプラ事業部の授業でやってますんで(笑)。
【八木】ちゃんと事業に直結してるってのがね、すごいですよね。
【青木】水星の魔女と閃光のハサウェイは全部入ってるんで。
【八木】すごいですねちょっと私は今日すぐ入れて使わせてもらいます。円滑になりそうですね生活が(笑)。
【青木】ソレスタルビーイングも入りますから大丈夫です。一応一時一句入れるので、そう出るのがあれなので、ちゃんとやっぱり固有名詞って音声認識でないってのは弱点なのでそのあたりに関してはこちらでメンテナンスもしながら、ガンプラ制作辞書っていうのをですね、あの公開して皆に使ってもらってるってふうな感じです。
【八木】その辞書パターンがいろいろあるんですか。
【青木】そうですねやっぱりUDトークをちょっと僕オープンソース的な考えも少し入れて、カテゴリごとに単語辞書を公開できる機能も実装してるんですよ。なので結構ユーザーさんから、辞書の提供もねしてもらったりとかして、ホームページに公開辞書、提供していただいたなんか公開辞書みたいな感じのページも用意してあって、結構面白いっすよ。ガンプラ制作は僕が提供してますけども古代エジプト用語とか。
【八木】またマニアックですね。
【青木】そうなんすよ。エジプト好きな人が。あとはだからそれこそ教育関係で先生が提供してくれてるパターンもあったりとか。
【八木】業種区切りとかだとすごい便利そうですよね。業種特定の用語とかがすごいありそうです。
【青木】そうです、だからやっぱ1から単語登録をして使っていくのはちょっと大変だなってハードルを感じててもまずはそういうふうに提供されてる辞書があるので、それを組み込んで使ってみようみたいな感じで始めると、単語登録のメリットもわかりやすいと思うし、やっぱねモビルスーツの名前がぱっと出てくるとね気持ちいいですよ、
【八木】このシーン結構僕はありますね、普通の人はわかんないすけど、ありがとうございます。今ガンダムの何でしょう、トークするガンダムの単語辞書の話が出たんですけど、今日実はスタジオになぜかですね、今日あのビジネスの番組なんですけど、ガンプラが今4体並んでてまして。
【青木】あのビジネスの番組だったんですか?。
【八木】何でこれあるんでしょうか?。青木さん今日ガンプラ持ってきてもらってますけど、すごいガンダムお好きということで。
【青木】八木さんには負けますけど。
【八木】いや僕なんか全然、1ヶ月どれぐらいガンプラ作ってます?。
【青木】ちなみに先月はね組み立ては7体、全塗装3体ありました。
【八木】1週間って知ってます、4回しかないんですよ?。7体ってことは1週間に2個ペースですよ。
【青木】それぐらいやってましたね。
【八木】仕事だってやりながら。
【青木】どこにそんな時間あったんでしょうね。
【八木】なんか私青木さんがプラモデル見てるのをSNSとかで見てるんですけど、すごい増産ペースだなっていうね。
【青木】なんか結構ね月末になんか「今月作ったプラモ晒そうぜ」ってハッシュタグ付くじゃないですか。
【八木】ツイッターとかでありますよね。青今月のガンプラ晒そうぜって。
【青木】もうあれで振り返ると、ちょっと今月こんなに作ったんだみたいな感じで。
【八木】ちゃんと塗装されてるじゃないですか。
【青木】素組みだけならわかるんすけど、全塗装やってるんで、ちょっとおかしいよなって。
【八木】そうですね私は青木さんは1週間の半分はガンプラ作ってる人だと思ってるんですよ、仕事してるのかなって思ってるんで。
【青木】仕事ガンプラ作るのが仕事ですから。
【八木】そうですね。スペースとかもやられてますよね。
【青木】そうですね、そうですそうです。ちょっとその話だけ宣伝ぽくしても大丈夫ですか。
【八木】大丈夫です。
【青木】会社の開いたスペース、ちょっと広いところが借りれたのでちょっと空いたスペースで、地域コミュニティみたいのを作りたいなと思って。Nerima Baseっていうレンタルイベントスペースってのを運営しています。そこで地域の方に借りてもらって小さいワークショップとかそういうのもやられてたりとか、あと僕自身語学が趣味なのでそこで語学のイベントを企画してやったりとか、いくつかNerima Base主催のイベント中にNerima Baseガンプラ部というのがありまして、そこで実は4月から月2回に増設してですね、開催をしております。
【八木】なんかそのNerima Baseって青木さん元々ツイッターアカウントを持ってて、Nerima Baseっていうツイッターがあるのは僕は知ってて、あるときから、そのツイッターアカウントがNerima BaseっていうTwitterアカウントがNerima Baseじゃなくて、ガンプラ部っていう、なんかツイッターアカウントに変わってましたよね。
【青木】よく知ってますね。
【八木】知ってますよ。ウォッチしてますから(笑)。
【青木】変えました、やっぱなかなかあそこでツイートすることが内容がなかったんですけども、これもガンプラ部のアカウントにしちゃっていいんじゃないかなと思ってそれで変えて出すようにしました。もう僕の制作過程をちょいちょいツイートしてるっていうですね。
【八木】先ほどその地域の方に語学の勉強会ですか。
【青木】イベントですねなんか会話のそういう。
【八木】って話もありましたけど結構高校生にプログラミングを教えられたりとかしてる。
【青木】そうですそうです、僕岐阜県の郡上市だとか出身なんすけども、そこでICTクラブってのが立ち上がって、そこのメンターで関わり始めたんすよね。その中でちょっと部活、そのクラブ内のクラブみたいな感じで、青木さんのプログラミング勉強会みたいな感じの開いてですね、名前がちょっと直接的すぎなんですけど、そこで数人の高校生にプログラミングを教えたりとかしています。現役のプログラマーなのでやっぱり僕ができる教え方だとやっぱりライブコーディングを実際に打ちながらそれを真似して打ってもらって、動かなかったねっていう結果まで含めてちょっと楽しんでもらおうかなっていう。
【八木】なんかそこが難しいですもんね、なんかその書籍を読んでプログラミングって学べない、詰まるじゃないすか、そこをライブコーディングでっていうのは、すごい、なんか青木さんならではですし。
【青木】なのでずっと1週間に1回やってるんですけども、もちろん参加者がいないときもあるので休みもあるんですけども、その都度結構1時間ぐらいで終わる課題を考えてですね、それでプログラミングして動かなかったら僕が宿題で残って動くまで作るという
【八木】最近アップルのイベント、AppleってiPhone出してるアップルのイベントにも登壇されてました。そうですね、年末にTodayatAppleっていう丸の内のアップルストアでやってるイベントにですねちょっとオファーいただきまして、
【八木】結構すごい、それってすごいことだと私思ってて、プログラマーとしてのやっぱAppleに認められてる感っていうか、それだぇプロダクト作れてるっていうのがすごいなっていう。
【青木】いやもう思い残すことないっすよね。
【八木】ちょっと早いですね、まだガンプラ作らなきゃいけない。
【青木】そうそうそうそうそう、プログラマーとしてはもうね、すごく満足ですよ。楽しかったですあのイベントは。
【八木】なるほど。ちなみに何か最後にガンプラ、最後ガンプラなのかって話なんですけど、なんかガンダム作ってるのと、仕事とか何か生きることとかってあります?。
【青木】そうですねなんかやっぱりプログラマー、作曲、音楽活動をやってたときから作曲もそうだし、プログラミングも作ってるのもそうだし、こういうのを作ってるのも結構僕の中で同じ脳の場所を使っているというか。
【八木】結構そういう感じを受けます通じるものがあります。
【青木】そうなんですよ。だからこれも仕事といえば仕事だし、なんかどっちかっていうとやっぱインプットの方なんすかね。物を作ることによってすごく自分の中にいろんなインプットがあって、それをちょっと出そうみたいな感じのところでやってます。やっぱりガンプラをなんか通じてできるコミュニケーションとかもあります。
【八木】私もそうですしね。
【青木】そうですそうです。そうだからNerima Baseのガンプラ部はですね実はそこに聴覚障害の友人も参加しててガンプラの雑談を文字化して出してるという。そこで実はガンプラの辞書が出来上がったんですけども、だから変な話ねそんなところに字幕付くイベントなんておそらくNerima Base以外にないと思うんです。
【八木】そこが繋がってるのがいいですよね。ガンプラって何がいいってやっぱ見て触れるものなんで。そうそう、聴覚の課題のある方との、何か共通のやっぱりコミュニケーションツールじゃないですけど。
【青木】そうそうでもこの間目が見えない方がエントリーグレード作ってましたよ。YouTubeでやってました、すごいですよね。
【八木】すごいですね。ここ肩かなみたいな。
【青木】本当そんな感じで触って作って。
【八木】手でもぎれるから。
【青木】だからもうすごくインクルーシブなツールであると、このガンプラはね。
【八木】説明書とかでもどうするんですか、その方は説明書はどうやって。
【青木】なんかやっぱり作り方はちょっと横で教えてもらったりとかしてるんすけども、やっぱり自分でこうつやってこれはどのパーツだよみたいな感じでやったりとか。でもそこは逆に目が見えない方でもガンプラ作れるようなマニュアルってどういうものを作ればいいんだろうって。考えることって結構開発要素も含まれてくるし、多分そこでもしかしたら新しいビジネスが生まれるかもしれない。
【八木】そうですね、その方からしたらすごいもしかしたら人生で諦めてたことかもしれなくて、体験としてはものすごいそれって、その自分の人生の中でも、できなかったと思ってたことってできるんだみたいな、もしかしたらあったかもしれない。
【青木】間違いなくあったと思いますよ。それは別に障害者じゃなかったって、やっぱり僕らだって普段そういうことはいくらでもあるのであって、そうです。
【八木】なるほど、ありがとうございました。あっという間に終了の時間となってしまいました。本日はいかがだったでしょうか?。
【青木】ありがとうございます、なんかガンプラというきっかけでこういうものすごくガチなビジネストーク、かどうかはわかりませんけども。
【八木】ちゃんと繋がってるのは、個人的にはすごいなというふうに、そう思いました。
【青木】なんか本当に僕の中では、何か全部繋がってるというか、逆にやってることを全部繋げていくことがね、結構この先、何かやれることに繋がってくるのかなと思ってますので、今日はなんかいい例でしたよね、これはね。
【八木】そうですねもしかしたら青木さんをお手本にして、これからそういう仕事の仕方とかがあるんだとかって思う人もいるかもしれないですよね。
【青木】でも名刺は作った方がいいと思います。
【八木】名刺は持っていただいて。
【青木】名刺と問い合わせ窓口は作った方がいいです。
【八木】名刺は持たないっていうのもありなんだっていうのはもしかしたら可能性としてあるかもしれないですね。ありがとうございます。最後に告知などあれば、お願いします。
【青木】そうですねですねまずYouTubeチャンネルUDトークについてですけども、YouTubeチャンネルがあります。そちらでUDトークの使い方とかそういうものをレクチャー結構やってますので、ぜひご覧なってください。一応Nerima BaseガンプラもYouTubeあります。それは自分で探してみてください、作品が上がってます。またNerima Base結構Nerima Base主催のイベントもあったりとか地域の方が主催してるイベントあったりとかするので、そちらもホームページの方でチェックしていただけると、ちょっと自分が参加できるイベントがねあるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてください。
【八木】ありがとうございます。改めまして、本日のゲスト、青木秀仁さんでした。ありがとうございました。
【青木】ありがとうございました。
【八木】深夜のイノベーターズ、そろそろお別れの時間となりました。それではお別れしましょう。お相手は八木たいすけと。
【青木】青木秀仁でした。
【八木】ありがとうございました。
【青木】ありがとうございました。