【トピック】意外に知られていないこと5つ

1.単語登録

ヘビーユーザーさんにはほんと意外かもしれませんが、単語登録ができることを知らない方が多いです。音声認識は音声による辞書検索なので辞書に登録されていない単語は認識しません。特に日本語はリアルタイムに新しい言葉が生まれる言語なので単語登録は使いこなしには必須の機能です。

アプリ内でさっと単語登録、ウェブ経由でしっかり単語登録、と2つの方法を押さえていただければいいかと思います。ただし単語登録できるのは音声認識エンジンをAmiVoiceで使用している時のみです。

【UDトーク】第十回:単語登録をしよう!

2.音声認識エンジンの選択

よく「UDトークはSiriやGoogleより認識しない」とツイート等を見かけますが、UDトークはトーク設定内で変更することでSiriもGoogle(コンパクトプランと法人向けプラン限定)にも変更することができます。もちろんメインで採用しているAmiVoiceは高精度の日本語音声認識エンジンで、「音があったところに結果をだす」と言う特徴があります。SiriやGoogleはどちらかと言うと雑音はカットして「わかるところだけ出す」と言う特徴があります。どちらがいいとは言えないのでお好みやシーンで切り替えてもらえればいいと思います。違いはこの動画をご覧下さい。

【UDトーク】第五十三回:新機能!日本語の音声認識モードを選択できるように

【UDトーク】第二十一回:AmiVoiceとGoogle、音声認識エンジン比較!

3.オフラインでも使える

iOS版のみですがiOSのオフライン音声認識エンジを使用できます。ただしオンラインのものに比べて多少精度は落ちるように思いますが、ちょっとした会話なら問題ない精度だと思います。緊急時にお使いください。

【UDトーク】第七十二回:オフラインでも使える!UDトークのApple On Deviceモード

4.リアルタイムで翻訳できる

UDトークは「聴覚障害がある方とのコミュニケーション支援アプリ」と言うイメージが強く、もちろんそう言ったシーンでの活用がメインですが、リアルタイムに翻訳ができます。また多言語の音声認識もできるので、音声会話をリアルタイムに翻訳しながら自分の見たい言語で見ることができます。海外のオンラインイベントなどを日本語で見たりなどもできますのでそう言った用途での活用が増えてきていると思います。

【UDトーク】第七回:翻訳機能を使ってみよう!

5.学習はしない

「使えば使うほど自分の声の認識率があがる」と言う噂が流れますが、UDトークはリアルタイム学習を行っていません。おそらく今の音声認識エンジンはどれもそれを行っていないでしょう。ですので、認識率を上げる(下げない)方法は「単語登録をする」「きちんと喋る」に尽きます。ちなみに「有償のコンパクトプランや法人向けプランの方が精度がいい」と言う噂も時々ながれますが、精度はまったく同じです。ただ無料版と有償版では接続するサーバーの規模が違うので有償版の方がピーク時のレスポンスは早いと思います。

この辺りは噂を信じず、メーカーからの技術的なアナウンスを把握していただけたら幸いです。