【トピック】UDトークで動画の書き起こしをして字幕をつけてみましょう

収録済みで音声がクリアに収録されている動画であればUDトークのプレゼンテーションモードを活用して字幕データを作成することができます。

元ネタはこちら、ヒルズブレックファーストでの登壇動画です。

音声は非常によく録れています。
今回は一から音声認識させて文字起こししてみました。編集しているところも収録しました。

音声認識が完了したら内容をメールで書き出します。CSVファイルを更にチェックして完成させます。
CSV Converterを使って.sbvファイルを作成します。今回のデータは最初の字幕が動画の開始7.5秒後からだったので7500と入力して読み込ませます。

コピペして.sbvファイルを作成したらあとはYouTubeに追加です。

作成中の収録動画に今回作成した字幕を設定してありますので、御覧ください。
うまくやれば爆速でフル字幕つけれますので、ぜひ皆さんもお試しください。

そして字幕ができるってことは全文書き起こしも楽勝ってことですね!

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司会/Shamrock Records株式会社の青木秀仁さん、よろしくお願いします。ご登壇ください。

青木/皆さんおはようございます。
いつも見に来ているこのHIllsBreakfastのこの舞台に登壇するのでいささか緊張はしておりますが、短い時間ですが、よろしくお願いします。自社製品の紹介をさせてもらおうかなと思いますのでよろしくお願いします。
ただいまご紹介に上がりましたが、青木秀仁と申します。Shamrock Recordsというね。一見何やってるか分からない会社名なんですけども、アプリ開発をやってる会社です。
もともとミュージシャンでCD出したレーベルの名前をする会社名にしたのでこんな名前になっておりますが、開発者としてはですね、音声認識技術を使って、長年、開発をしておりました。声シャッターでアプリが去年ぐらいにヒットしてですね、もしこの中で知ってる方がいらっしゃったら光栄です。
と言うわけでUDトークというアプリですが、今こっちで出てる字幕。これUDトークというアプリの機能の一部で音声認識を使ってリアルタイムに声を文字化しています。それで後の方で間違ったのを編集するという形で正しい字幕を出していくというシステムになります。
UDトーク一言で言うとですね、対面でコミュニケーションするアプリです。これって一体どういうときに使うのかって、何か皆さん想像できますか?
結構これ言うと本当どう言う時に使うのというふうな疑問をもらうんですけども。
耳が不自由な方とのコミュニケーションですね。対面で音声認識とかキーボードとか筆談とかそういうものを使ってやりとりするのUDトークでできますよということです。
うん。皆さんの周りにいらっしゃったら、どういったコミュニケーションとってるのかちょっと後でお聞きしたいなと思うんですけども、実際僕もですね耳が不自由な友達ができて初めてこういうことに気がつきました。
開発のきっかけはですね、その友人に所属している市民団体で講演をしてほしいとやっぱ音声認識って耳が不自由な方とか結構注目してますので。
そこで講演をしたんですが、やっぱりなかなか通じないですね。うん。あれとかこれとか言ってもなかなか難しいし。なので、自分が話したいことを何か伝えるために作らなきゃいけないなと思いました。
何か使命感というよりはですね何か開発者の興味というか、どこまでできるんだろうというので、このUDトークというアプリを
開発に開発することになりました。
ちょっと聴覚障害についてお話をしたいなと思います。なかなか理解されにくい障害なんじゃないかなと個人的には思います。やっぱり見た目でわからないというのが大きいですね。それとあと、聞こえないという体験がなかなかしづらい。
自分の声も聞こえないわけなので、そういった中で、なかなか理解されにくいんですが、これから高齢化社会、誰もが耳が遠くなります。ここにいる方も全員例外なく目が遠くなって、自覚のない障害者になっていきます。そうなったときにですね、コミュニケーションの問題というのは必ず出てきます。
そうなったときにですね、よく障害者の人が困ってる困ってるっていうんですけども、一対一になったときって、こっちも困るんですね。話したいことが伝わらないという。
なのでコミュニケーションの問題というのは、双方向なんじゃないかと僕は考えています。
なので、UDトークというアプリはですね、聞こえる側の人をサポートするアプリ。
いわゆる障害者の周りの人をサポートするアプリという位置付けで、これを開発しております。
いい感じてますねよかったこれがだいたい出るかどうかで僕の仕事は終わるので(笑)。
UDトークですが、そう。やっぱり始めにどういうコミュニケーションをとっていいかということを話し合う前のステップ、そこのハードルをこれを使うと一気に下げることができると思います筆談がいいのか手話がいいのか、それとも講話がいいのか、それをまず話すためのステップとしてUDトークを使うといいかなと思います。
UDトークですが、各ストアから、ダウンロードができます。もう2年ぐらい前になりますね最初のリリースしたのは、そんな試行錯誤を繰り返して今のものになっております。
これ全部無料でダウンロードできますので、今スマートフォンとかお持ちの方すぐ使うことができます。じゃあ一体どこでビジネスするのかというと法人向けプランというのを用意して一般企業の会議の導入とか、教育機関への難聴学生のサポートなんかでお使いいただいてます。
何社か契約も取れてますので、これからどんどん広がっていけばいいかなと。
実は営業なんですけども、Shamrock Recordsは私1人だけなので、開発部しかない感じです。なのでこちらからちょっと営業している余裕がないので、口コミとか問い合わせベースで全て対応しております。
やっぱり先方さんに意識がないとなかなかこういうので導入しても使えないかなと。
ただそれだけではなくてですね、展示会で紹介したりとか、あとは各地で講演会とか説明会を開いて、当事者と支援者の方に対してこういうのがあるという紹介をさせてもらってます。
一般企業さんに行ったときにですね、いろいろ説明をするんですが、なかなか聴覚障害者のためにって言ってもピンとこない方も、残念ながらいらっしゃいますのでUDトークを使うことで生まれる新たな価値というのをですね、こちらから提案させてもらってます。
例えば議事録取れますよね。会議の。後から修正もしているので正しいものができますと、あとは会議の見える化に繋がって効率アップでもっと言うと、これからの会議のスタイルはこうだみたいなちょっとおしゃれな感じを出してあげれば、こういうの普及に繋がるんじゃないかなと思ってます。
なので、こういうのが普及してくると、結果的に聴覚障害持った方が社会参加しやすくなるのかなと思います。やってることが正しいのは当たり前なので、それを押し付けてもやっぱりなかなか人というのはおれないと。
結果的に参加しやすくなれば僕はいいんじゃないかなと思ってきます。と言うわけで、駆け足でしたが、紹介をさせていただきました。ホームページとかFacebookページで結構活動内容を随時報告してますので、興味のある方は見ていただけると。
また何かこの話を聞いてそういうこともあるんだなってことにちょっと気が気づきが得られた方はですね、後でお話をさせていただきたいと思います。どうもありがとうございます。

司会/ありがとうございます。
ちょっと皆さんを代表してご質問させていただきたいと思うんですけども。すごいですよね。みんなすごーいって言ってぼーっと見てたんですけど(笑)。
素晴らしい理念とサービスだと思いました。で、せっかくなのでいろんなたくさんの方が来てましたけどなんかこういうとこでもしいろんなサポートとか、力をかりたりだとか
あったりしますか?。

青木/えとですね、実はこのHIllsBreakfastでもう1年近くになるんですけども、裏で僕ずっと音声認識のこれを動かして試験運用したんですね。はい。
やっぱり音声認識のこういう精度を上げていくには実際に喋った音声が必要なので本当実験の場ということで提供させていただいてるのは本当にありがたいことです。この後はもしできたら実用フェーズみたいな感じで。
やっぱこういうトークイベントを字幕にできるといいかなと思うんですね。それがそういう人たちが来るからではなくて、表現する人がこういうのを使って知ってもらいたいっていうふうな動機でなんかこういうのを使っていくような文化が出来上がるといいかなと思ってます。

司会/ありがとうございました。