【運用レポート】ハウスあいファクトリー様
一昨年からUDトークを導入し活用していただいているハウスあいファクトリー様から運用レポートをいただきました。UDトークを導入することで働き方や意識が「どう変わってきたか?」と言うテーマでいただきました。
コミュニケーションや伝達方法は復数を組み合わせて行う。また受け取る方と伝える方が双方で意識し合うことに気がつけるのもUDトークのいいところですよねw
ーーーー
ハウスあいファクトリーはハウス食品グループの特例子会社です。
弊社は聴覚に障がいのあるメンバーが約3割強と多く、健聴者と一体になって働いています。
聴覚障がい者とのコミュニケーションは、主に手話・口話と筆談がメインでしたが、情報保障の面からもより密にコミュニケーションを取れないものかと模索していたら、2016年にUDトークと出会いました。
導入当初のUDトークは誤変換も多く、メンバーから「なんで手話でやってくれないの」と多少冷めた目で見られていました。
それでもUDトークを使っている内に変換精度もどんどん向上し、今では手話通訳を付けなくても十分にコミュニケーションツールとして役立っています。
日常の会話は今でも手話がメインですが、会議・学習会等ではなくてはならない様になっています。
UDトークはコミュニケーションだけではなく、会議の議事録作成でも重宝しています。
完全な記録(変換)ではなくても文字で記録出来るため、僅かな修正で議事録完成です。
最近では音声記録も出来る様になり更に便利になりました。
その他の使い方として交通安全学習会等のビデオに字幕スーパーを入れています。
聴覚障がい者にとってUDトークは、圧倒的な文字数を読み取る必要があります。
そのため話す側にしても「大勢で同時に話さない」「ゆっくり判り易く話す」等「相手に判ってもらう」を再度認識する良い機会となりました。
UDトークの様な便利なアプリはこれから益々増えて行くと思いますが、UDトークに先頭を走って欲しいと思っています。
また更に技術が進歩して、手話を翻訳してくれるアプリや、手話をしてくれるロボットなどが出て来ることを期待しています。
(写真1)忘年会でUDトークを使用しています
(写真2)会議の様子