【運用レポート】株式会社アドバンスト・メディア

UDトークが採用している音声認識エンジンAmiVoice Cloudを開発している株式会社アドバンスト・メディアさんより運用レポートをいただきました。アドバンスト・メディアさんはUDトーク以外にも自社で開発した様々な音声認識システムを自社の業務で活用されています(会社の受付が音声認識なんですよ!)。実際にユーザーになることは当たり前のようですがとても大事なことですよね。
これからもアプリと音声認識エンジンの二人三脚で取り組んでいきたいと思います。末永くよろしくお願いします!

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株式会社アドバンスト・メディアは、UDトークに音声認識技術AmiVoiceを提供している、音声認識メーカーです。①聴覚障がい者支援、②業務効率の向上、の2つを目的に自社内でもUDトークを活用しています。

①聴覚障がい者支援
2017年4月に入社した、聴覚障がいを持つスタッフとの円滑なコミュニケーションと環境づくりの推進として、「UDトーク」を業務利用しています。
打ち合わせや会議など、業務全般に使用しており、今では欠かすことのできないツールとなっています。話した言葉がリアルタイムに文字になって表示され、誰でもすぐに使用することができるため、社内コミュニケーションの向上に大きく役立っています。
当社の開発した音声認識専用マイク「AmiVoice Front WT01」と連携して使用しており、オフィスのざわついた環境下でも、高い精度で認識しています。
実際にUDトークを使用している、聴覚障がい者のスタッフより、UDトークを使用した感想をご紹介します。

「通常のコミュニケーションは、筆談で行っていますが、筆談は時間と手間がかかってしまいます。アナログでの筆談は、文字の癖などで読みづらいことがあったり、紙やペン、ボードなど文字が書ける環境が必要になるなどの不便さを感じます。
UDトークは、文字を書く手間が不要で、普段通りに話すだけで良いのでどんなシーン・相手でも、第三者を介入せずに直接コミュニケーションがとれます。字の癖に左右されなくなるのは、双方にとってかなりのストレス軽減になると思います。また、話し言葉をそのままを文字にしてくれるので、ラフなコミュニケーションを楽しめるようになりました。
スマートフォンなどの端末は必要になりますが、ペンや紙などあれこれ準備する必要がなくなったので気が楽になりました。それらを広げるスペースも不要になって、コミュニケーションの場が広がりました。」

②業務効率の向上
月の初めに開催する全体会議等のスピーチの書き起こしに使用しています。マイクとiPadを接続し、文字化されたスピーチ文をパソコンのUDトークアプリにて修正し、要約文を作成しています。リアルタイムでどんどん修正ができるため、素早く書き起こし・要約文の作成ができ、全社共有のスピードアップに繋がりました。
また、使用場所を問わずにどこでも使えるのも大きなメリットです。

今後も社内コミュニケーション支援、業務支援の一環としてUDトークを積極的に活用する予定です。
また、UDトークをお使いの皆様に、更に利便性の高いサービスをお届けできるように、音声認識エンジンの精度向上にも取り組んでまいります。