【運用レポート】UDトーク情報交換会@塩野義製薬

塩野義製薬さんが中心となり関西圏で現在UDトークを導入していただいている製薬メーカーさんを集めていただき、UDトークの活用についての情報交換会が開催されました。

田辺三菱製薬
大日本住友製薬
日本イーライリリー

と合計4社の担当者と利用者があつまり自社の導入の経緯や活用状況、今後の展開などを順番にご紹介いただきました。こうしてUDトークで法人利用されてる方での情報交換会ははじめての試みとなります。

そして僭越ながら私(開発者の青木秀仁)も「ご意見番」として出席。アドバイスや質問などにその場でお答えさせていただきました。
各社さんの報告でそれぞれ活用の範囲とか内容なども違っていたり、みなさんあまり知ることのない他社さんの利用環境や障害者を取り巻く内情などにも興味津々で、導入担当者同士の質問も活発でした。
また私からは最近のUDトークの活用事例としてCode for Japan Summitで全セッションに字幕での対応をしたことや、クラブツーリズムさんのカンボジアツアーの事例を紹介させていただきました。それぞれの事例は障害者対応のイメージがあったUDトークを軽く超えてユニバーサル対応であることやいろんなメリットがあることを示唆しています。

各社さんの話を聞いてUDトークの活用は利用現場のほんとに少しの理解と配慮で進んでいくものだと感じました。そしてこうして真剣にユーザーとして向き合ってくださるみなさまも目の前にすると開発者としては身が引き締まる思いです。

次回の開催も決まったようで、また参加させていただけたらと思います。
みなさま、これからもよろしくお願いします!


p.s
こちら、塩野義製薬さんの「コミュニケーションバリアフリープロジェクト」をご紹介しておきます。
https://www.shionogi.co.jp/company/csr/act/cbf/index.html