【運用レポート】Code for Japan Summit 2018

日本最大のシビックテックイベント。9月22〜23日と新潟県の新潟国際情報大学で開催されました。

こちらのイベントにUDトークで協賛をさせていただきました。メイン会場と5つのセッション部屋で、2日間にわたり40を超えるトークセッションの「すべて」でリアルタイム字幕を提供することができました。

UDトークの運用はサミットの記録担当の方たちで各部屋に編集者として1〜2名をシフト配置。スクリーンが配置できるスペースがあるところは配置しました。またQRも部屋数分発行し(会場が急遽増えたのでチラシには5つしかないですが、当日ウェブで配信)チラシを作成し配布。これにより、どこにいても(トイレにいてもご飯食べてても!)別のセッションの内容を手元のスマホで字幕配信で見ることができました。

また基調講演は海外からのゲストAriel Kennanさん。こちらは英語音声認識→日本語字幕で対応。
https://summit2018.code4japan.org/session/355/

g0v(ゴブゼロ)と言う台湾のシビックテックグループからのゲストは日本語と英語が混ざるセッションでこれも対応。
https://summit2018.code4japan.org/session/441/

またg0vの方が参加したグラフィックレコーディング(グラレコ)のワークショップでは中国語での発表を音声認識→日本語読み上げで音声の自動翻訳も活用しました。どれもまずまずの結果でした。すべてのセッションで多言語字幕での対応を行ったので、海外からのゲストにはとても好評だったとのことでした。もちろん日本語字幕に日本人参加者も驚き、自分たちの活動でも使っていきたい、との声をたくさんいただきました。

そして「シニアプログラミング」のセッションでは耳が不自由な方がたまたま参加されており、UDトークを絶賛して帰られたとの報告をいただきました。
https://summit2018.code4japan.org/session/323/

もちろん今回のようにすべてのセッションに対応するのはいくら自動で行うアプリとは言え運用は大変です。ですが、運営スタッフやアクセシビリティチームを結成したりするなどして計画的に行えばちゃんと対応することができます。もちろんこれだけではなく、個別に英語や中国語での通訳を喋れる人が対応するなどハイブリッドに行うことも重要です。

これからもこうしたシビックテックのイベントでどんどん字幕が活用されて色んな人が参加できるようになると良いと思います。

サミットの模様はハッシュタグ

#cfjsummit

でFacebookやTwitterでも見ることができますのでお時間あるときにさかのぼってみてください。
シビック+テクノロジー、活用できるテクノロジーはどんどん自分たちの活動に取り込んでいきましょう!

Code for Japan Summit 2018
https://summit2018.code4japan.org

こちらCode for Japan代表の関さんの投稿です!こちらも合わせてごらんください。
https://www.facebook.com/halsk/posts/10156836016404040