【ヒント】誤認識結果を積極的に編集をしましょう!

意外と知られていなくてびっくりする時があるんですが、UDトークは誤認識した箇所を「編集」することができます。お手元のUDトークで喋ったあと項目をタップしてみてください。編集モードになって直すことができます。

「誤認識したら、直す」

これが1サイクルになります。音声認識の認識率は100%はないし、なりません。仮になったとしてもそれが理解できる文字情報であるかとは全く別の問題になります(ローカルな内容を100%認識して文字に出しても、知らないことは知らない)。

この修正作業はトークを公開してつなげているときでももちろん可能です。自分の発言だけではなく、人の発言も修正することができます。QRコードを「発言を許可」か「編集を許可」で配布すると編集可能になります。

編集にはスマートフォン、タブレット、WindowsとMacなど大体どの端末でも行うことができます。その時に使いやすいものででしょう。
日本語は例え99%認識していても、1%のところで意味がわからなかったり変わったりするとても繊細な言語です。認識率の向上は「手放しでできる」ようになるのではなく「人間の仕事を軽減させる」ことをもたらします。

→以前はすべて打っていた(打てないから要約していた)
→今は音声認識で出して結果を修正する
→30%くらい修正をしていたところが5%くらいまで下がった

と言う流れなのです。
リアルタイム編集は別にスクリーンに情報として出すときのためだけではありません。いま同時に議事録を取ってる作業が楽になります。議事録は要約なので実はそこで話していることと「まったく違うこと」を記述しています。UDトークの場合はその場で聞きながら全文を記録・修正していくので要約議事録で改ざんが発生するリスクも軽減されます。また後から全文ログを元にして省略議事録を作ることができます。

・リアルタイムの情報支援手段
・全文の記録を作成

この2つの目的を最大限に達成するためにも積極的に編集作業を、参加者全員で行っていく運用を行ってみて下さい。

ちなみにUDトークは修正した箇所をハイライトします。なので一瞬目線をそらしてもどこが変わったかが把握しやすくなっています。そして修正後にまた翻訳をします。翻訳結果も変わったところがハイライトされますので、これもまた把握しやすくなりますし言語学習のツールとしても活用できます。