【法人向けプラン導入報告】塩野義製薬株式会社様

(写真:社内会議の風景)

このたび塩野義製薬株式会社様に法人向けプランを導入させていただきました!導入担当者の方から写真とコメントを頂いております。

UDトークに対する期待度が文面からもわかります。今後ともよろしくお願いします!

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平成28年4月から「障害者差別解消法」が施行され、「合理的配慮」が義務化されました。世の中では、ノーマライゼーション社会実現のために「ユニバーサルデザイン化」が進められています。

これらを一つの契機として、私たち塩野義製薬において、平成27年10月、障がいを起点としたプロジェクトを立ち上げ、コミュニケーションバリアを取り除くべく社内でハード面・ソフト面の両面で環境整備の取り組みを始めました。様々な種類の障がいがありますが、塩野義製薬には約20名の聴覚障がい従業員が在籍していますので、まずは第一段階として聴覚障がいにフォーカスした取り組みを推進しています。

その取り組みの一つに、社内で行われている講演会や会議におけるコミュニケーションの障壁の克服があります。障がいの有無に関係なく、誰もが主体的に社内会議に参加できる会議を目指しています。

この目的を達成するためのツールを模索していたところ、プロジェクトメンバーの一人が導かれるようにUDトークHPサイトへと辿り着きました。すぐにプロジェクト内で導入に向けた検証を開始しました。導入に向けて、既存のソフトも含め、複数のアプリをプロジェクトメンバーが中心となって比較し、時間を掛けて検証しました。また社内イベントでもUDトークのモニターを設置することで、多くの従業員の目に触れる機会を作りました。検証の結果、操作が簡単かつストレスなく会話が見えるという私たちの目的の達成に適うものであることがわかりましたので、この6月より正式導入となりました。

これまで、似たような音声認識ツールはありましたが、このUDトークはコンスタントにバージョンアップされており、利便性、可搬性、即時性、多様性、コスト面に強みがありました。特に、連続した話し言葉を即時に文字化できるだけでなく、音声認識率の高さ、読み上げ機能、多言語翻訳をも備え、また、逐語録として保存が可能なため要約筆記者の負担が少ないというのが最大の魅力でした。アイディア次第ではインタビューの文字起こしなど健聴者にも汎用性が高いツールです。

UDトークというツールを活用することにより、コミュニケーションバリアを克服でき、従業員が能力を存分に発揮し、個人、組織の成長に繋がると信じています。今後も健聴者・障がい者共に同じ職場で、いきいきと働きがいをもって業務に取り組む環境作りを推進してまいります。

UDトークのさらなる進化と貢献に期待しています!