shamrock1976 のすべての投稿

【トピック】音声認識で支援をすると言うこと

ここを見てらっしゃる方は聴覚障害者の情報支援・サポートとしてUDトークに注目しすでに活用をされている方も多いと思います。

また音声認識を実装したそういうツールも出てきましたので、ここで一つみなさんにちゃんと考えていただきたいことがあります。

無料版で支援をされる方たちへ
http://udtalk.jp/notice/

まずは上記のリンク先を読んでいただけたらと思います。「そういえばそうだ…」と思われる方も多いのではないでしょうか。

利用規約にも書かれてるようにUDトークの無料版は音声認識時のデータをサーバーに蓄積し精度向上のために再利用をしています。もちろんセキュリティは万全で、個人が特定できない状態で管理保存されています。これはGoogleやAppleも同じで同じように利用規約に書いてあります。

ここで「利用規約」ですが、これに同意しているのはあくまで使う人です。なので「支援をする側の人」がいくら同意をしても、「支援をされる側の人」も利用規約に同意をしている必要があります。少なくとも音声データの収集の部分だけは同意をとるべきでしょう。

みなさんに勘違いをしてほしくないのは、サーバーにデータが蓄積され再利用されることは悪いことや怖いことではないということです。実際みなさんがやっているLINEやFacebookだって無料で提供される代わりにいろんなデータが学習素材として再利用されています。もちろんプライバシーはちゃんと保護された状態で。

ただ機密保持や守秘義務の観点で考えると「当事者が知らない間に個人情報が再利用に回されてた」と言うのはトラブルを招く可能性があることだとすぐにわかると思います。そのため、これからはクラウドやIT機器を利用して支援を受ける時、支援をする時はちゃんと双方でデータの行き所を把握しておく必要があります。

UDトークは法人向けプランではサーバーに音声データを保存しない、再利用しないモードで動作します。なので法人向けプランを使っている時は特に同意を取らなくとも、聞かれたときも「法人向けプランを使っています」と応えていただければUDトークがそれを保証します。法人向けプランは「プレミアムプラン」「スタンダードプラン」「教育機関向けプラン」「支援団体向けプラン」とアドオンで買える「コンパクトプラン」になります。

UDトークは無料のアプリでも十分支援ができますし、「連続発話の時間制限を解除(240円/月)」を購入すると講演等でも使用することができます。もちろん無償で業務ではない範囲です、がそういうところは何が行われているのがが非常にグレーな状態でシステムが運用されています。

今回、このことについて記載したページには「同意書」のテンプレートをご用意しました。こうしたことを気にして行くことが大事ですし、提供側としてはすべてクリアにして安心して活用していただくことが責務であると考えております。

なんか難しい話になってきた、とお思いかもしれませんが、至ってシンプルです(笑)。運用パターンとしては、

・無料版のアプリで支援→支援を受ける方に対し「同意を得る」
・法人向けプランで支援→法人向けプランの使用を明確に伝える

この2つしかありません。このケースでの法人向けプランは「支援団体向けプラン(4,800円/月)」「コンパクトプラン(9,800円/月)」となります。もしこれが過度の負担になるようなケースになってくると、UDトークでの支援ができなくなってきてしまいます。

ですので、支援を受ける方たちも積極的に同意をして無料版で支援を受けていただきたく思います。そうするとこちらで音声が大量に集まり、認識率の向上につながります。

正しい理解とともに安心してUDトークをぜひお使いください。

iOS版 ver.5.6.5リリース「連続発話の時間制限を解除」のアドオンを販売開始

iOS版 ver.5.6.5をリリースにて「連続発話の時間制限を解除」のアドオンを販売開始しました。現在無料版では一回の発話の時間が3分と言う制限がありました。これは無料版は会話で使用するということを想定しており、1人の人が3分以上話す主導権を持たないことを前提としております。この時間制限は法人向けプランやコンパクトプランで解除されます。一人の人が話し続けるシチュエーションというのはそういった業務利用がメインであると考えていました。

ですが、最近はこの連続発話の機能が欲しく個人でもコンパクトプランを購入されてる方も増え、問い合わせも多くなんとか提供をしたいなと考えておりました。課題としては「サーバーの負荷」だったのですが、無料アプリで使用するサーバーを増強する目処も立ちましたので今回のアドオンの販売の開始に至りました。無料アプリでも連続で使用できることでテレビやラジオと合わせて使うなど活用の幅はぐんと広がると思います。(利用規約やデータ収集のポリシーは無料アプリに準ずるので業務利用はダメですよ!)

月額240円の自動更新課金アドオンです。iOSのみの提供となります(Androidでの提供予定はいまのところありません)。

(9:00現在、まだリリースしたばかりで購入ができないようです。昼過ぎにはできる、かな?)

アプリ起動→左上の「設定」→アドオンの購入

その他、5.6.5には

・ノイズが多い発話には「ノイズマーク」を表示(認識率の信憑性の基準にできる、かもしれない)

・「以上です。」と言うと自動的に音声認識が停止(トーク設定内、初期状態ではオフ)

などの実験的な機能を追加しております。

ぜひご利用ください。

【法人向けプラン導入報告】株式会社シーピーユー様

石川県金沢市にある株式会社シーピーユー様に法人向けプランを導入するとともに、運用についてのコメントをいただきました。職場全体でUDトークの活用が進むと理想的ですよね!

以下、コメント頂いております。

ーーー
社内に聴覚障がい者がいます。UDトークを導入する前は、筆談やメールを活用して、職場での相手とコミュニケーションを図ってきました。しかし、会議など複数人数で話される場面ではどうしても聞き取れない難しさがあり、UDトークを導入することとなりました。

その結果、得られる情報の幅が格段に広がり、様々な場面でコミュニケーションツールとしてUDトークを活用するシーンが増えています。健常者の理解度も日々高くなり、自然と協力するようになっています。これからも愛用していきたいと思います。

株式会社シーピーユー

【トピック】専門用語や固有名詞はどこまで認識するの?

音声認識を使っていて気になるところだと思います。まず結論から言うと「音声認識辞書に入っていない単語は認識しません」です。

頑張って喋っても「ない」ものは「でない」のです(笑)

ここが音声認識が人工知能と勘違いされているところなのですが、単語は自動的に増えていくわけではありません。基本的なものはサーバー側で随時増えております。もしかしたら近い将来この部分が人工知能化されるかもしれませんが、現在は「人の手で精査して」行っております。

辞書にない単語はどうしたらいいか?サーバー側で追加されるのを待つのも気が長い話しだし、自分たちだけの造語などいつまでたっても追加されません。

簡単な話で「登録」をすればよいのです。

現在、UDトークには2つの単語登録方法が用意されています。

1.アプリ内で単語登録
https://teachme.jp/contents/870775

ここに登録することで「その端末でのみ」単語登録が有効になります。まず自分の名前とか登録すると良いと思います。名前は一番身近で気が付きにくい固有名詞です。

2.サーバーに単語登録
https://teachme.jp/contents/774039

法人向けプランのみの機能ですが、同一アカウントで動作している端末全てで有効にすることができます。CSVによる一括登録や保存もできるので管理が楽になります。

アプリ内で有効な単語登録は「アプリ内+サーバーへ」の合わせたものとなります。

単語登録をするとまず間違いなく単語は出るようになります。ただし1文字とか逆に長過ぎるものとかだと音声認識のバランスが崩れ誤認識になるケースがあります。

単語登録の方針としては「必要最小限」です。実際に使ってみて出なかった単語を登録していくと言う運用がおすすめです。

ぜひやってみてください。

【法人向けプラン導入報告】名古屋市健康福祉局

タブレット端末を活用したコミュニケーション支援として、UDトークと姉妹アプリUD手書きを導入いただきました。

今年度は、千種区役所、中村区役所、南区役所、名東区役所に設置してあります。
今年度の利用実績によっては、来年度、他の区役所でもご利用いただけるようになる可能性もあります。

上記、区役所をご訪問いただいた際は、ぜひご利用ください!

【法人向けプラン導入報告】函館中途失聴者・難聴者協会様

昨年講習会を開催した函館中途失聴者・難聴者協会様に支援団体向けプランを導入させていただきました。内外の支援にご活用いただけます。

函館は昨年度「はこだて国際科学祭」でもオープニングダイヤログでUDトークによる字幕付きトークを試験的に行いました。今年も関わらせていただきますのでいろいろ協力体制もしけることを期待していおります!

【運用レポート】岐阜県白川町様

4月から町全体でUDトークを導入しご活用頂いてる岐阜県白川町様から広報誌に掲載しましたとご連絡をいただきました!

町役場を始め公共機関でどこでもUDトークが使えていざって時にみんなが使えるように教えあって活用していく。ここでUDトークを通して一つの「共生モデル」が出来上がっている可能性を感じます。

引き続きご利用ください!

【法人向けプラン導入報告】東京芸術劇場様

このたび池袋にある東京芸術劇場様にUDトークの法人向けプランを導入することになりました。

とりあえず導入をして使用できるシーンを探していきます。受付やミーティングなどで活躍しそうです。
以下、導入したその日に早速使用されたそうで、感想をいただいてますので掲載いたします。

こういうちょっとした会話でぱっと使えるのがいいですよね。
これからもサポートしていきますのでよろしくお願いします!

ーーーー
昨日UDトークを使用させていただいて、『ハムレット』公演終了後、11名のお客様と1時間の茶話会をしました。

耳は聴こえないけれど話すことができる方も残ってくださって、ご自分の端末でUDトークを使用して積極的に会話に加わってくださり、やはり導入を決めて良かったと、かなり手応えを感じました。

【トピック】音声翻訳アプリとしてのUDトーク

ここ最近、にわかに盛り上がってきている音声翻訳アプリと言う分野。代表的なのはNICTがリリースしている「VoiceTra」と言うアプリでしょうか。テレビや雑誌でも取り上げられてますね。

UDトークは聴覚障害者支援のアプリとしてかなりシェアを伸ばしつつありますが、この音声翻訳アプリとしても負けていませんよ!
トーク画面でメニューから「翻訳と音声認識の言語設定」を選ぶと言語が選択できます。まずはここで「相手の言語」を設定するとUDトークが音声翻訳アプリになります。

例えば事前に何かを伝えたい時などは喋って画面に文字を出して準備しておけばいいですよね。UDトークは何度も喋って追記ができるのがいいところです。例えば書き置きを残したい場合の文章作りとかいいですよね。写真は最近海外旅行に行ってきた開発者のリアルに使用した写真とスクショです。

翻訳モードにしておくと相手に喋ってもらうこともできます。ですが実際の旅行となるとやはりそれはこのアプリが何なのかの説明をする必要があるので喋ってもらうのはハードルが高いです。まずは自分のところで相手に対する要望をしっかりと文章で作って準備してから会話を始めるといいですよね。アプリ画面にUDトーク自体の説明を吹き込んでおくのもいいかもしれません。

キーボードで文字を打っても翻訳できますのでいろいろ活用できます。例えばわからない英単語を入力して意味を調べるとか。でもそういう時は「Google翻訳」のリアルタイムカメラモードが便利です。

ちなみにこの内容を読み上げることもできるので「音声+表示」でコミュニケーションを行えるのもポイントです。原文と翻訳が見れるので確認もしやすいですね。

いろんなアプリがある中でシーンによって組み合わせることで海外でもいろんな情報を得て楽しむことができます。
ぜひお試しください!

【運用レポート】株式会社アドバンスト・メディア

UDトークが採用している音声認識エンジンAmiVoice Cloudを開発している株式会社アドバンスト・メディアさんより運用レポートをいただきました。アドバンスト・メディアさんはUDトーク以外にも自社で開発した様々な音声認識システムを自社の業務で活用されています(会社の受付が音声認識なんですよ!)。実際にユーザーになることは当たり前のようですがとても大事なことですよね。
これからもアプリと音声認識エンジンの二人三脚で取り組んでいきたいと思います。末永くよろしくお願いします!

ーーーーー
株式会社アドバンスト・メディアは、UDトークに音声認識技術AmiVoiceを提供している、音声認識メーカーです。①聴覚障がい者支援、②業務効率の向上、の2つを目的に自社内でもUDトークを活用しています。

①聴覚障がい者支援
2017年4月に入社した、聴覚障がいを持つスタッフとの円滑なコミュニケーションと環境づくりの推進として、「UDトーク」を業務利用しています。
打ち合わせや会議など、業務全般に使用しており、今では欠かすことのできないツールとなっています。話した言葉がリアルタイムに文字になって表示され、誰でもすぐに使用することができるため、社内コミュニケーションの向上に大きく役立っています。
当社の開発した音声認識専用マイク「AmiVoice Front WT01」と連携して使用しており、オフィスのざわついた環境下でも、高い精度で認識しています。
実際にUDトークを使用している、聴覚障がい者のスタッフより、UDトークを使用した感想をご紹介します。

「通常のコミュニケーションは、筆談で行っていますが、筆談は時間と手間がかかってしまいます。アナログでの筆談は、文字の癖などで読みづらいことがあったり、紙やペン、ボードなど文字が書ける環境が必要になるなどの不便さを感じます。
UDトークは、文字を書く手間が不要で、普段通りに話すだけで良いのでどんなシーン・相手でも、第三者を介入せずに直接コミュニケーションがとれます。字の癖に左右されなくなるのは、双方にとってかなりのストレス軽減になると思います。また、話し言葉をそのままを文字にしてくれるので、ラフなコミュニケーションを楽しめるようになりました。
スマートフォンなどの端末は必要になりますが、ペンや紙などあれこれ準備する必要がなくなったので気が楽になりました。それらを広げるスペースも不要になって、コミュニケーションの場が広がりました。」

②業務効率の向上
月の初めに開催する全体会議等のスピーチの書き起こしに使用しています。マイクとiPadを接続し、文字化されたスピーチ文をパソコンのUDトークアプリにて修正し、要約文を作成しています。リアルタイムでどんどん修正ができるため、素早く書き起こし・要約文の作成ができ、全社共有のスピードアップに繋がりました。
また、使用場所を問わずにどこでも使えるのも大きなメリットです。

今後も社内コミュニケーション支援、業務支援の一環としてUDトークを積極的に活用する予定です。
また、UDトークをお使いの皆様に、更に利便性の高いサービスをお届けできるように、音声認識エンジンの精度向上にも取り組んでまいります。